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企業法務を目指す方、社会人になる方々へ、

伊藤 恵李さん

2009年3月  法学部法律学科卒業  双日株式会社 法務部
<企業法務(商社)を目指した理由>

私は、3回生の夏から友人達が就職活動に動き出す中、外務省専門職を目指し予備校に通っていましたが、様々な企業の説明を聞くうちに、次第に商社が行っている幅広いビジネスに興味を持ち、商社に絞って就職活動を始めました。その上で、やはり法学部で学んだ知識、特に一番興味を持ったネゴシエーションの授業内容を生かすことができる仕事をしたいと考え、企業法務を目指すようになりました。

今年で入社 3年目ですが、企業法務を選んで良かったと感じています。当社の法務部には日本だけでなく様々な国の弁護士が働いており、彼らと一緒に仕事をすることで、毎日色々な刺激を受けています。メーカーと異なり、事業内容も国も様々です。日本法だけでなく、各国の法律について幅広い知識が必要となる分、大変Challengingな仕事です。現在は、将来的に米国弁護士資格を取得することも視野に入れて、日々の業務に励んでいます。

 

<企業法務って何するの?>

OB訪問を受ける際、「企業法務ってどのような仕事をするのですか?企業法務をしていて楽しいことは何ですか?」と良く聞かれます。私は配属初日に、「法務部の仕事は、95%がルーティン作業だ。けどルーティンではない残りの5%が楽しくて法務部をやめられないと感じると思うよ」と課長に言われました。今ではこの言葉の意味が良くわかります。日本語および英語の契約書の修正、既存事業の検討、営業部向けの法務研修等がルーティンワークであり、新規事業のスキームの検討や立ち上げ作業が残りの輝かしい5%の業務です。今年私は、ベトナムでの新規事業2件の立ち上げに携わり、ベトナムで現地視察、相手方との契約交渉、ベトナム法制度の調査を行いました。自分が担当した事業の新会社が無事に設立し、日経新聞などに掲載された時は自分の仕事を誇りに思うとともに、とても嬉しく思いました。これからも同様に、誇りに思えるような仕事をしていきたいと思っています。

 

<これから就職活動をする皆さんへ>

・「一緒に仕事がしたい!」と思わせる

私が就職活動をした際、友人の父に「一緒に仕事がしたいと思わせることが大切」と言われ、一緒に働きたいと思われるような自己アピールをすることを心がけました。入社して 3年目の今は、担当の営業部や社外取引先の方にも「○○さんがいてくれて良かった、これからも一緒に仕事がしたい」と思ってもらえるような仕事ができるように努力しています。

・面接は自己プレゼンの場

就職活動の面接は、「自己プレゼン」です。自分のことを一番知っているのは自分、だからこそ誰よりもいいプレゼンができるはずです。自己分析をきちんとして、自分を見つめ直すことが大切だと思います。自分と向き合い、自分がどういう人間か客観的に見ることで、自分のどのようなポイントが他人より優れていて、アピールポイントになるのか、じっくり考えてみてください。そのポイントは「○○さんと一緒に仕事がしたい!」と思ってもらえる材料にも繋がると思います。

・社会人になるまでにはっきりした目標を持つこと

自分が何を目指し、何を実現したいのか、なるべくはっきりとした目標を持つことが大切だと感じています。社会人になれば、これまで自分が持っていた価値観が大きく覆されたり、自分の信じていたことが否定されたり、自信を失ったりすることがあるかもしれません。そんな時「自分にはこんな目標があるんだった!そのために頑張らないと!」と思える何かを持っていることが、挫折を乗り越えることにつながると思います。自分の核となるような人生の目標を持っていること、そのことがこれからの長い社会人としての人生で困難を乗り越え、仕事を続けていく力になるはずです。

 

『NETWORK法学部2012』より転載