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学部時代にできること

横山 咲子さん

2011年3月法学部法律学科卒業 2013年3月同志社大学法科大学院修了

 第67期司法修習生

私は、同志社大学法学部法律学科を卒業後、同志社大学法科大学院既習者コースに進学し、2013年3月に法科大学院を修了して、その年の司法試験に合格し、夏頃に東京の大手法律事務所から内定を頂いて、現在は大阪にて司法修習をしています。

 

1 .学部時代の"弁護士就活"のススメ

<私がかなり早い時期に内定を頂けたのは、学部生の頃から目標とする法曹像があって、弁護士としての就職活動を意識して行動していたことが大きいと思っています。学部生で弁護士の就職活動なんて、気の早いことをと思われるかもしれませんが、法科大学院では日々の課題や司法試験に向けての勉強に精一杯で、落ち着いて将来について考えたり、就職に役立ちそうなことをするのに時間をかけることは難しくなってしまいます。/p>

また、法科大学院での勉強は、毎日長時間、自習室に缶詰状態ですから、精神的にもなかなか辛く、何故自分はこんな大変な思いをして勉強なんかしているんだろう、と嫌になってしまうこともしばしばです。そんな時、自分が目指している法曹像がある程度固まっていれば、モチベーションを維持しやすくなります。

 

2 .私の場合

私が弁護士を目指すようになったのは、3 回生の春学期の頃です。きっかけは、2 回生後半のVis Mootへの参加でした。Vis Mootとは、国際的な商事紛争についての仲裁手続を模擬して書面作成や弁論の能力を競う国際大会で、60カ国以上・250校を超える大学・ロースクールから学生が出場しています。問題文も資料もすべて英語で、はじめのうちは理解すらままならないような状況でしたが、チームの先輩達の話になんとか食らいついているうちに、法的議論が面白くなってきました。そして世界中のロイヤーやその卵たちと出会い、私も国際ビジネスに貢献できる法律家になりたい、と強く思うようになり、弁護士を目指すことを決意したのです。

しかしながら、渉外法務を扱っている事務所は限られています。弁護士の就活となれば、皆司法試験に合格した人たちの中での競争ですから、法的知識以外のところでのアピールも必要です。そこで、法律の議論がきちんとできるレベルの英語力を得ることと、他の人があまりしていない経験を積もうと考え、3・4 回生でもVis Mootを継続しました。法科大学院受験との両立等大変な面もありましたが、英語力は飛躍的に上昇して英語への抵抗がほとんどなくなり、何物にも代え難い経験と、国内外の法律実務家やその卵たちとの繋がりを得ることができました。

就職活動では、Vis Mootでの経験、英語力や、こういった活動に参加しようという積極性等が評価されたように感じています。また、活動を通して弁護士の先生方とお話しする機会も多かったため、面接で必要以上に緊張することがなかったことも、良かったと思います。

 

3 .何をしたらいい?

とはいえ、学部生がいきなり弁護士の就活を、といっても何をしたらよいか分からないかもしれません。例えば、各地の弁護士会ホームページを覗いてみると色々な講演会やイベントが開催されていますので、興味を覚えるものがあれば参加してみて下さい。自分の興味の方向を知る良い機会ですし、場合によっては講演者の先生とお話できる機会に恵まれるかもしれません。サークル活動を通して何か出会いがあることもあるでしょう。とにかく、色々な方向にアンテナを伸ばしてみる時期として、学部時代は最適かと思います。法科大学院・司法試験を目指す、となると、どうしても受験勉強に意識が集中しがちですが、その先を見据えて早めに行動しておくことで、具体的な夢・目標の実現が近づくのではないでしょうか。

『NETWORK法学部2014』より転載