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学部長・研究科長挨拶

同志社大学法学部へ、ようこそ!

写真_法学部長・法学研究科長

「智識あり品行あり、自ら立ち治る人民、いわゆる一国の良心とも謂う可き人々」の育成を目指した新島襄は、明治8年(1875)、ここ京都の地に同志社英学校を創設しました。新島の構想していた大学像の中には法学部も必要不可欠な学部として既に位置付けられていました。大学設立への道は険しく困難を極めることになりましたが、その途上の明治24年(1891)に漸く法学部の前身となる同志社政法学校が開設されるに至りました。この政法学校の開設以降、同志社大学法学部は120余年の歴史を刻み、現在では学生総数3,700人を超える、規模および質ともに全国で屈指の教育機関としての発展を遂げ、今日に至るまで社会の第一線で活躍する多くの卒業生を脈々と輩出しています。

現在の法学部は法律学および政治学の両学科から成り立っており、入学試験の時点で学科が選択されることになっていますが、入学後はそれぞれの学科で開講される様々な学問分野を体系的に勉強することになります。法律学や政治学は広く社会科学と呼ばれる分野の中にある専門分野を意味しますが、具体的には現代社会の多様な在り方や現実に生起する様々な問題を学ぶことを通じて、多種多様な価値観を有する人々が幸福な生活を送ることができるよう、有効な解決策を与えることを目標とする学問の一つです。したがって、社会に生起する様々な未知の問題を解決しようとするためには、人々の抱える様々な利害にも配慮しながら、公平かつ公正な解決策を探っていくために一定の判断を積み重ねて行くことが求められることになります。この判断力なるものこそが、まさしくリ-ガル・マインドと呼ばれているものなのです。法学部で学んだ卒業生の多くが社会の幅広い分野で活躍しているのは、ある意味でこのリ-ガル・マインドをもった有為な人材が社会から広く求められているからだといえるでしょう。

このような意味で、法学部で求められる勉強とは、単に既存の知識を暗記することではありません。一人の人間として、現代の社会で生起している様々な問題に有効な解決策を与えることができるようになるためには、人々の有する多様な価値観を自分自身で実感することが何よりも大切なことです。そのためにも、自分が拠って立つところの判断の基準とは何かを絶えず問い続けながら、自分固有の価値観を鍛えていくこともが必要になります。同志社大学法学部は、そのための最も適した環境にあるといえましょう。文字通り知の拠点である大学では、学びを通じる中で多くの出会いに恵まれます。わが国の古都の一つ、京都の地にある同志社大学法学部には、その歴史的な魅力にも支えられて全国各地から個性あふれる学生が集ってきています。そして、世界の中の歴史都市としても高く評価されている京都は、各国から来訪する多くの人々が絶えることはありません。

120年余りの歴史と伝統を有するこの同志社大学法学部で学ぶなら、友人や師との素晴らしい出会いがきっとあることでしょう。その出会いこそは、皆さん一人一人を大きく成長させ、これからの人生の新たな可能性を生み出していくものと確信しています。この同志社大学法学部で、皆さんが充実した学生生活を過ごされることを心より祈念しています。

同志社大学大学院法学研究科へ、ようこそ!

同志社大学大学院法学研究科は、かつて、その役割が法律学あるいは政治学の諸分野を専門とする研究者養成のための専門教育課程に限定される中で、毎年の入学者数も数名に止まるといった状況にありました。その後、法学研究科は大きな変貌を遂げることになり、現在では研究者の養成はもとより、企業法務や公務員、司法書士、税理士などの様々な職業への希望をもった大学院生を幅広く受け入れるようになり、毎年60名近くもの入学者を迎えるという、全国にある法学系大学院の中でも有力な研究科へと発展をしています。現在の法学研究科は、政治学専攻、私法学専攻および公法学専攻の三専攻により構成されていますが、法律学・政治学における伝統的あるいは基礎的な分野から先端的あるいは応用的な分野に至るまでの高度な教育内容が、学界の第一線で活躍する教員によって提供されており、大学院生の多様な進路に対応するべく時宜に叶った充実したカリキュラムが用意されています。

このような中にあって、同志社大学法学部は法学研究科との密接な連携を図りながら法律学・政治学の研究・教育の高度化を進めてきましたが、近年では法学研究科への進学を希望する学生が顕著に増加しています。法学部では、法学研究科においてさらに研鑽を積もうと希望する成績優秀な法学部生の希望に応えるべく、法学研究科への進学を前提とした早期卒業制度をいち早く導入しており、毎年10名以上の法学部生がこの制度を利用することによって法学研究科への進学を果たしています。

法学研究科ではもとより、法学部レベルで経験する勉強のスタイルとは大きく異なって、より専門的かつ高度な内容に取り組むことが求められることになります。研究テーマに関する多くの文献や資料を渉猟する中で、それを丹念に読み込みながら分析を進めていくことが要求されますが、これには地道で根気強い作業が不可欠となります。しかしながら、このことは困難であることばかりを決して意味していません。先達の数多くの研究成果に謙虚な姿勢で立ち向かい、それを乗り超えようと努力する中で新たな知の創造へと導かれていくことになるでしょう。研究することの醍醐味はまさしくここにあるといっても良いのかもしれません。私たちにとって知の創造はもちろん大きな喜びではありますが、言うは易く行うは難しのこととして受け止めなければなりません。そんな中にあっても、新たな知の創造への挑戦こそが、皆さんの大学院での研究生活をより実りのあるものにしていくであろうことを確信しています。一人一人が自分の目標に向かって、頑張って欲しいと思っています。

同志社大学法学部・大学院法学研究科HPへ、ようこそ!

同志社大学法学部・大学院法学研究科は、今日の大学をめぐる様々な社会的要請に対して真摯な姿勢で応えるべく、教育の質の保証・向上と説明責任の観点から、大学において展開される教育活動や研究活動などに関する情報の迅速かつ適切な公開を進める努力を積み重ねてきました。折しも同志社大学は、大学全体としての情報を広く社会に向けて発信するために、その基盤としてのホームページを整備・拡充させているところですが、私たちの法学部・法学研究科もその趣旨に沿った形での、情報の公開や発信を積極的に推進しているところです。

具体的には、成績評価の公平性を確保し、学生及び第三者に対しての説明責任を適切に果たしていくためにも、法学部が実施した各教科の定期試験の成績分布を、学内の他の学部に先がけて公開することに踏み切りました。これに加えて、個別の授業に関して実施した評価アンケートを集計した内容をはじめ、学期末の定期試験の出題意図・講評に加えて担当教員による授業講評なども公表しています。

さらには、「法学部/法学研究科オリジナルサイト」が開設されていますので、あらためて注目して頂きたいと思います。このサイトには、法学部および法学研究科の学生を主たる対象とする様々な情報が公開されていますが、その中には、全教員の研究業績のリストや近刊書のリストなども公表されています。また、法学部・法学研究科では実践的な法実務教育を推進する中で、他大学には例を見なかった先進的な取組の一つとして、「企業法務プロフェッショナル育成ブログラム」を立ち上げており、その成果もリアルタイムで公表されています。その一方で、法学部や法学研究科の学生の有志が担当して折々の旬の話題を提供する「キャンパスレポート」をはじめ、在学生や広く卒業生の声などにも及ぶ多彩な情報が掲載されており、皆さんの優れた知的探究心を捉えて離さない内容になっていることを期待しているところです。私たちは、これからも引き続き、このHPを通じて法学部・法学研究科で学ぶ皆さんの学生生活に少しでも寄与できるように情報の発信に努めていきたいと思っていますが、何よりもHPをご覧頂いた皆さんが、同志社大学法学部・大学院法学研究科の魅力を大いに実感してもらうことができれば幸いです。

                       

法学部長・法学研究科長 瀬領 真悟