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富沢 克

リベラル・ナショナリズムの研究

教授 富沢 克

<専門分野>西洋政治思想史・政治理論
<研究室>光塩館516  Tel:(075)251-3591

プロフィール

1948年京都市生まれ。趣味は雑読(とくに文学作品)とクラシックおよびジャズの鑑賞。

私の研究

私はもともと18世紀の思想家Jean-Jacques Rousseau(1712-1778) の思想に関心をもち、この思想家に関する修士論文を作成することから研究生活を開始しました。その後1980年代を席捲した「ポストモダニズム」の影響のもと、20世紀の政治思想・政治哲学、とくにリベラリズムやナショナリズムの研究に重点を移し、ルソー研究そのものからはいったん離れてしまいました。しかしながら、そんななかでもルソーへの関心がまったく失われたわけではありませんでした。というのも、ルソーの思想には上記のさまざまな理論潮流を考え直す手がかりが存在するように思われるからです。くわしくは述べませんが、あれやこれやの理由からあらためてルソー研究に立ち返る必要を感じているところです。

OBのメッセージ

この冊子に目を留めたあなたは、法学部の先生方がどういった研究と講義を担当しているのかという興味を、あるいは自分がどのようなゼミを選ぶべきなのかという悩みを少なからず持っているはずです。

研究と講義の内容にかんしては先生の説明に譲るとして、私のメッセージはゼミの空気を伝えることです。このゼミは、西洋の政治思想にかかわる問題を探求する人々には最良のものになると思います。はじめは発言することもままならないですが、先生や先輩方のアドバイスをつうじて自分の報告の質もよくなってきます。また報告をする側だけでなく、報告を聴く側にも自分の意見を持つことが求められます

ですので、発表を聴く側もこのゼミでは「ただ座っていること」は許されません。ゼミに参加するどの学生にも自主的に発言する高度な知的態度が必要とされます。しかしその分、自分の関心が刺激され、やりがいを感じることができるでしょう。

講義・演習・小クラスについて

・講義では、現在問題になっている論点をできるだけ幅広く取り上げ、また個々の論点を今後各自が深めていくのに必要な基礎的な知識・情報を提供することを心がけています。

・3・4年次の演習ではここ数年国民国家やナショナリズム、リベラリズム関係の文献を講読することが多かった。フーコー、ロールズ、ハーバーマス、古典ではスミス、ヒュームなど。その年の参加者の関心を聴いた上で決めることにしています。

・政治学演習では、今何が問題なっているのか、どのような問題を考えればいいのかを知るための基礎的な授業を目指しています。昨年度は川出・山岡『西洋政治思想史』、ミラー『政治哲学』をテキストにして、政治哲学の基本的な論点を理解するとともに、各参加者が自分自身の問題関心を確立することを目指しました。

・今年度から特殊講義および原点購読(フランス語)を開講します。