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淡路島

淡路島

 少しずつ、春の息吹が感じられる季節になりました。春休みを迎え、みなさん、それぞれ有意義な時間を過ごされていることと思います。
 今回は、私が生まれ育った兵庫県淡路島の魅力をほんの一部ではありますが、お伝えしたいと思います。
 淡路島は琵琶湖ほどの大きさで、島の周りは豊かな海に囲まれ、築地にも並ぶ有名な海産物に恵まれています。陸では、甘くて美味しい「淡路島たまねぎ」や松坂牛や神戸牛の元である「淡路牛」などがあります。
 淡路島は、豊かな自然・食の魅力のみならず、歴史ロマン溢れる地でもあります。
  みなさんは、日本最古の歴史書「古事記」のなかで、淡路島が日本発祥の地とされていることをご存知ですか。
 「古事記」によると、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)の二神が、国生みの際、天の沼矛で混沌とした海原をかき回したとき、滴り落ちたしずくが固まり「おのころ島」が生まれました。そして、二神がおのころ島に降り、はじめに生んだのが淡路島と伝えられています。ここには、我が国の始まりの時を刻んだ、国生み神話ゆかりの場所が数多く存在します。その一つが淡路市にある日本最古の神社、「伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)」です。ここには、国生みにはじまる全ての御神功を果たされた二神が祭られています。
 広い境内には、二神が宿る樹齢約900年の夫婦大楠がそびえ、神秘的な空気が流れており、訪れる人々を悠久の彼方へと誘います。また、伊弉諾神宮は三重県の伊勢神宮と同緯度の場所にあり、パワースポットとしても近年人気を集めています。
 淡路島に住んでいたときには、都会と比較して、交通の便の悪さ等に不満を抱いたこともありましたが、大学生になり、淡路島を客観的に眺めることができるようになってはじめて、みえてきた魅力が沢山あります。

 ただ、例に漏れず、淡路島においても、若い働き手が都会に流出し、元気を失いかけている側面も現実としてあります。私たちのような若い世代が率先して自分を育んでくれた地元を盛り上げていかなければならない、と強く感じます。
 多様な価値観が混在する現在、自分の根っこを大事にしてこそ、枝葉を自由に伸ばしていけるのだと思います。
 みなさんも、長期休暇の折に地元の魅力を再発見し、他の人に発信されてみてはいかがでしょうか。
 そして、ぜひ一度「関西の沖縄」ともいうべき、淡路島の地を訪れてみてください。      

【法学部法律学科2回生 後藤 瑠美】