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国 際 環 境 法 ― 坂田 雅夫

試験問題は論述形式で、4 問から1問を選択する形であった。それぞれの問題の出題意図は次の通りである。   

(1)「領域使用の管理責任」について説明する問題。この責任については授業当初かなり詳しく取り上げた。トレイル熔鉱所事件などの判例をあげて、管理責任の概念としての成立過程を纏めることがまず必要になる。そのうえで、実際にはあまり多くの事例が出ていない理由を説明することが求められていた。トレイル熔鉱所事件などの判例のまとめで終 わっている答案が多かった。

(2)環境条約の手続的義務の違反の法的効果を問うた問題。手続きの違反のみで、実体的損害が生じていないという場合、違反への救済として何が考えられるのか。パルプ工場
事件判決を詳しく論じる形になる。同事件については授業時に詳しめの判例評釈を配布し た。

(3)この講義で担当者がもちいた大きな枠組みである、「旧型の国際環境法」と「新型の国際環境法」という対比を説明する問題。講義時に何度も繰り返したものなので、選択し た人は良く書けていた。

(4)経済の自由化が環境破壊につながるという主張の是非を論じるもの。この問題については最後の講義で取り上げた。さらに試験前にも少し時間をとって話をした。選択して いた人は比較的少なく、さらに言えばほかの問題と比べて出来はあまりよくはなかった。