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西洋法思想史 ― 戒能 通弘

 講義では、古代ギリシア・ローマから中世のキリスト教自然法思想までを扱っています。この時代の法思想で、講義で強調したポイントについて問いました。講義に出席し、レジュメ、板書などを見直していただければ十分に対応できる問題だったと思います。三題出題し、そのうち二題選択、解答していただきましたが、総合評価は、試験90点、出席点10点の目安でつけています。

 

問一

ソフィストの自然法思想が登場した背景、その問題点と、アリストテレスがそれらをどう克服したかを問いました。講義の内容に沿って、ソフィストの自然法思想と立法の増加を結び付けて説明している答案、アリストテレスが、「自然」をどのように導出したかを説明している答案を高く評価しました。

 

問二

講義では、自然法思想が、中世ヨーロッパにおいて果たした保守的な役割についても扱いました。古代ローマのセネカ、キリスト教自然法思想についての問題で、「相対的自然法」の内容と、それがどのように封建社会を正統化したかを問いました。比較的よくできていたと思います。

 

問三

プラトンの個人レベルの正義、国家レベルの正義の対応と、後者から、プラトンがどのように民主主義を批判したかを問いました。講義でビデオを見たこともあり、選択した人は多かったですが、民主主義=国家における欲望の部分の肥大化という、プラトンの民主主義批判については、十分な記述のある答案は、あまりありませんでした。