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  5. 東アジア国際関係論 ― 浅野 亮

東アジア国際関係論 ― 浅野 亮

 (a)出題意図

 授業内容の骨組みに関する回答を期待していた。すなわち、①東アジアの国際システム全体の主な特徴、②各国及び地域(台湾)のそれぞれの内政と対外政策、③地域的メカニズム(組織、機構、会合など)をそれぞれ説明し、まとめとして、これら三つの間の相互ダイナミズムを、経済と安全保障の両面、またアイデンティティという観点から議論するということである。

 枠組みは大きくは変わらなくとも、授業内容は、毎年更新し、新しい解釈も解説している。

 

 (b)講評

 試験もかなり広範囲にわたるため、それぞれの関心に応じたテーマで答えられるよう工夫した。

 今年度は、台湾と北朝鮮をめぐるものがとりわけ多かった。そのほかでは、ASEANなど多国間枠組みについての回答が多かった。

 北朝鮮に関する回答に付加された「感想」では、メディアやネットに流される北朝鮮の態度や行動の解説と大きく異なる点が新鮮であったとするものが多かった。ただし、北朝鮮の態度や行動が、実際には指導者個人の立場を強化するためという側面を授業では特に強調しなかったが、その点にまで独自に立ち入った回答はほとんどなく、授業そのままの内容の回答か、全くわかっていない私的感想かであった。

 多国間枠組みに関する回答は、前年度は乱立状況を叙述するだけにとどまりがちであったが、今回の試験では、その背景や理由にまで言及する回答が多く、レベルが向上した。