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リーガル・フィールドワークを作り上げた人

企業法務の専門家を育てるインターンシップ

近年、インターンシップは、企業にとっては「求人活動」、学生にとっては「就職活動」の一環として盛んに活用されていますが、それを法学部学生に特化して行うのが『リーガル・フィールドワーク』です。法学部の学生は、法律の専門職に就く場合はもちろん、民間企業に就職する場合も、やはり法律を仕事で役立てることが求められます。そこで、フィールドワークの経験が活きるのです。このプログラムでは、法学研究を目的として課題をもって企業研修に臨み、終了後はそれをレポートにまとめます。それら経験を得た上で、今日の法化社会を支えるプロフェッショナルとして社会に巣立たせようとする取り組みです。

学内で発見した「問題意識」を企業で追究する

『リーガル・フィールドワーク』に参加するメリット。それは何と言っても、教室で勉強する法学と、現場の実務において法が果たしている現実との違いを、肌で体感できることでしょう。しかし、単なる社会見学の意識で参加したのでは、企業活動と法の関係を深く意識することはできません。そこで、学内での企業法務関連科目の履修を通して、現場で法を活用することの「問題意識」を醸成させ、その課題を解決する目的を持った上でフィールドワークに送り出すことをポイントに据えています。

法学部の正規カリキュラムで採用しているステップアップ方式(段階的に知識を高める学習)もこのプログラムの特徴です。また、企業法務プロフェッショナルの育成は大学だけできることではありませんので、企業との共同を前面に打ち出した点が、このプログラムの現実味を強める要素になっています。

ビジネス・法・自分の存在意義を見つめて将来へ

このプログラムに参加した学生は、行く前と行った後では、全員が間違いなく大きく成長していると言って過言ではないでしょう。参加学生は、法曹になった者、研究者を目指して進学した者、そして希望に適った就職を果たした者と様々ですが、「フィールドワークでの成果が希望の職業に結びついた」という確かな手応えを実感しています。

学生は、企業において利潤追求という観点からなされる「ビジネス・ジャッジメント(経営判断)」と、必ずしも利潤に直結しない「ロー・ジャッジメント(法律判断)」が、ときに矛盾するものであることを感じとり、実社会の洗礼を受けます。しかし、幸いなことに再び大学に戻ってくるので、目先の利益のために法を無視した企業がいかなる末路に至るかを深く考えることができます。「法学部生として企業に就職した場合の自分の存在意義」と「自分の生きるべき姿」をしっかり認識しなおして社会に巣立ちますから、本当に学生たちは頼もしい存在へと成長を遂げるのです。

幸運なことに、本学部・大学院の出身者には、企業法務に携わっている卒業生が相当な数存在しています。インターンシップ企業として、厳しくも暖かく後輩を受け入れてくれる土壌に満ち満ちているのです。本プログラムの開発チームである『企業法務教育に関する研究会』には、こうした卒業生にも多数参加を呼びかけています。法学部の『リーガル・フィールドワーク』を、私たち大学教員と、卒業生をはじめとした企業の専門家の手で、よりよいものへと発展させていきたいと願っています。