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公務員になるために

吉田 瑶奈さん

2012年3月  法学部法律学科卒業  京都市役所

私は2011 年に京都市から内定を頂き、今春から京都市職員として働き始めます。そこで私がなぜ公務員を目指し、内定を頂くまでにどのような取り組みをしたか、公務員試験受験を通して私が感じたことを述べさせて頂きたいと思います。これから進路を決めていく皆さんの、少しでも参考になればと思います。

私が公務員を将来の進路として考え出したのは2 回生の終わりごろでした。私は高校生の頃から、将来結婚や出産をしてもずっと働き続けたいと考えていたので、福利厚生が充実している公務員になればその様な自分の希望を叶えることができるのではないかと考えたからです。また公務員は、人のため、地域のために働く仕事であり、私もそこにやりがいを感じながら働いていきたいと思ったので、公務員を目指すことを決めました。

そこで私は3 回生の春から公務員試験予備校に通い、本格的に受験勉強を始めたのですが、それは私が想像していた以上に大変なものでした。公務員試験は科目が20科目ほどあるので、まず始めはその膨大な量と経済学などそれまで全く馴染みのなかった科目を勉強することに苦労しました。学校、アルバイトと試験勉強を両立させることは大変でしたが、自分が勉強できる時間数をどう使えばうまく勉強できるか事前に計画を立てることで、無理なく勉強を進めていくことができ、一方で自分はどの科目が苦手で勉強が遅れているのか客観的に把握することができました。また公務員試験は科目数が多い反面、一つの科目をとことん深く掘り下げる必要はないので、できないからといって投げ出さずに粘り強く取り組めば、必ず本試験でも十分に結果を残せる程のレベルまで到達できると思います。公務員試験の勉強は長期にわたり精神的につらい時期もありましたが、時には同じく公務員を目指す友人たちと模試の点数などを競い合いながらモチベーションを高く保つようにして勉強するように心がけていました。

そして筆記試験を合格すると、次は面接を中心とした2次試験が行われます。近年は公務員試験でも面接を重視する試験種が増えてきており、実際に本番の面接試験でもどのような大学生活を送ってきたのかなど、その人となりに重点を置いた質問がよくなされます。私は大学での授業やゼミでの取り組み、友人とのエピソードなどを交えながらそれをどのように公務員として活かしていくのか、うまく自分らしさを伝えられるようにするために工夫しました。

民間企業の面接でも同じだと思いますが、面接で採用してもらえるように自分をアピールするためには、まずその職業についてしっかりと把握していなければなりません。公務員試験の場合はいくつもの試験種を併願する場合が多いので、筆記試験に合格したものの、仕事内容もあまり知らず志望動機を答えるのにも苦労するということがあります。そこで私が利用したのが、大学が主催している説明会でした。わざわざ他の場所へ出向かなくても、学内に各省庁の方々が来て説明してくださるので、気軽に参加することができ、それまであまり意識していなかった仕事にも新たに興味を持つことができます。実際私もはじめから京都市を志望していたわけではないのですが、大学での説明会に参加したことがきっかけで、2 ~ 3 年に一度異動があり様々な仕事を経験できることや、女性が家庭を持ちながら活躍できる職場であるということを知り、自分も京都市で働きたいと強く思うようになりました。

このように、私の公務員試験での体験を述べさせて頂きましたが、皆さんの中には進路をどうするか悩んでいる方もいらっしゃると思います。私も大学へ入学した頃は、将来の仕事のイメージなど全く持つことができず、ただ授業に出席するだけの毎日でした。しかしその授業やゼミ活動の中で法律を勉強したことで、自分も地方公務員として人々と密に関わりながら仕事がしたいと思えたのだと思います。皆さんも、勉強にゼミ活動、アルバイトなど、大学生の間に学生だからこそできるひとつひとつの経験を大切にして、多くのことを吸収し、将来なりたい自分の姿を見つけていって頂きたいと思います。

 

『NETWORK法学部2012』より転載