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新たな自分を発見する

荒井 佑紀江さん

法学部法律学科2008年度生

 

 大学2年生の秋、私は1年間中国に派遣留学をしました。
 派遣留学とは同志社大学と学生交換協定を締結している海外の大学へ半年から1年間の留学ができる制度です。留学先で取得した単位について単位認定を申請することが出来ます。私はこの派遣制度に応募をし、2009年9月から2010年7月まで中国北京市にある中国人民大学に在籍していました。 

 私が中国に留学をしようと思、つた理由は、大学1年生の夏休みに中国の上海と北京に1ケ月間大学のサマープログラムで滞在し中国語を学んだ際に、中国語という言葉にものすごく魅力を感じた事です。その1ケ月間で私は中国の人たちが何を感じ、何を考えているのか、中国語を話す事ができれば、どれだけの人々と言葉を通して交流する事ができるのだろうかと。その想いの中で中国人民大学を志望した理由は、この大学が法律学に力を入れている大学であり、中国有数の大学が集まる地域にこの大学があり、さらに多くの出会いと発見があるのではないかと思ったからです。
 北京の気候は温度差が激しく、夏は猛暑ですが、冬は氷点下15度以下になるなど凍えるような寒さです。そして半年ほど雨が降らず、乾燥した日々が続くので、体調の管理には十分な注意が必要です。習慣についてですが、衛生的な面でやはり日本に比べると劣る部分があり、すぐには馴染めない事も多くあるかと思いますが、これもまた経験です。ーつーつが経験だと思えば、ポジティブに捉えることができると思います。
 次に勉強について紹介します。私は、中国語を学びたいという強い意志がありましので、語学生として入学し、徹底的に中国語に専念しました。
 中国の朝は早く、毎朝8時から1限目の授業が始まります。授業内容は、りスニング、スピーキング、ライティング、リーディングから成り、少人数クラスで中国人の先生が徹底的に教えてくれます。先生方は皆さんとても素晴らしい先生ばかりで、分からない事があれば徹底的に時間をかけて教えてくれました。どの教科もとても面白く、机に向かった勉強というより、中国語を体感する授業だなと私は感じました。
 次に生活についてですが、私は大学内にある留学生寮で多くの留学生と共に共同生活を送りました。トイレ、キッチン、シャワールームは全て共用で、 2人部屋でした。私のルームメイトはべトナム人でしたが、本当に居心地が良く、お互いに尊重し合ったとてもいい時間を過ごす事が出来ました。
 大学内にはスーパー、食堂、レストラン、ヘアサロン、郵便局など様々なお店があるので、何でも揃うのも確かなのですが、とにかく地面積が広いため、自転車は必須です。食事は学食で1食あたり3元から5元ほどでお腹いっぱいに食べる事が出来ます。他にもインスタントや日本食はスーパーに行くと日本に近い食品が揃っています。食事に関しては心配する事はないと思います。中国は日本よりも物価が大分と安いとされていますが、北京では日々物価上昇が人々の生活を苦しめているのも現実です。
 最後に中国人民大学での1年間は長いようであっという問に過ぎ、ここでの生活は私にとってかけがえのない宝物となりました。私はこの留学を通して、今まで見えていなかった自分、見たことのない自分を発見することが出来たと感じています。留学に迷いを感じている方もいるかと思いますが、自分で行動を起こさない限り何も変わらないのです。自分の行動その第一歩が大切です。私の言葉が皆様の心に届けばいいなと願っております。そして、このかけがえのない経験をさせてくださった同志社大学の皆様、中国人民大学の皆様、本当にありがとうございました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。

 

『NETWORK法学部2013』より転載