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国家公務員総合職への道

上田 泰成さん

2014年3月法学部法律学科卒業 国家公務員総合職(旧Ⅰ種)文部科学省

私は2013年度の国家公務員総合職(旧Ⅰ種)試験に最終合格し、文部科学省から内定を頂き、日本の中枢である霞が関で働くことになりました。以下では、私が国家公務員を志した理由や、長い試験期間を通じて感じたこと、後輩達に伝えたいこと等について述べたいと思います。

 

【国家公務員(文部科学省)を志した理由】

私が大学一回生の時から参加している議員インターンシップの活動内容で、府議会議員とともに、地元の中学校を訪れる機会がありました。私は、議員の講演のお手伝いとして参加したのですが、中学校に入り、校内の雰囲気を見てとても驚きました。というのも、授業が始まっても教室に入らない生徒はもちろん、中にはプールで遊んでいる生徒もいる、というような校内状態であったからです。

そこで、複数の生徒に話を聞いてみると、共通点があることに気づきました。それは、多くの生徒が「どうせ自分なんて~だ。どうせ勉強しても無駄だ。」と言っていたことです。私はその頃から教育に非常に関心を持ち、「自分の可能性を否定する生徒を一人でも多く減らしたい!」と思うようになり、資源の乏しい日本が100年後も国際社会において影響力のある国家として存続するためには「人材」の育成が不可欠であると考えました。

私は将来の「人材」と「教育」を担う文部科学省を通じて、次世代の子供たちが変動する国際社会においても、自分の足で歩んでいける人材の育成や教育制度などを提言していきたいと思い、文部科学省の総合職を志しました。

 

【公務員試験を通じて感じたこと】

国家公務員総合職試験においては、一次試験、二次試験、人事院面接があり、この段階で合格すれば、国家公務員としての資格が与えられます。しかし、まだ内定というわけではなく、最終合格した後に行われる官庁訪問をクリアしないと内定を得ることができません。このように、公務員試験はかなりハードな試験です。そういった中で、途中で走るのを諦めてしまう受験生もいます。日々の生活を過ごしていて、様々な壁にぶつかったり、不安になったり、悩んだりして、自分自身の限界を感じることは誰にでもあると思います。

しかし、それは自分の限界ではなく今いるステージの卒業時期で、次なるステージに上がるための試験です。さらに面白いことは、人それぞれのペースは異なるが、その今いるステージの卒業試験は、必ず乗り越えられる、ステージクリアができる試練であることです。

もちろん、平坦ではないし簡単な道ではありません。だからこそ、必要なのは“積極的”な意識・行動であり、同時に忍耐力も必要となります。行動し続けることで解決できるのであるから、解決したときの達成感は、この上ないものになります。同志社出身の総合職内定者はかなりマイノリティです。私自身、長い試験期間の中で何回も心が折れそうになったことがありました。そういう辛い時にこそ、自分の「信念」を貫いて下さい。組織で働く人間であるからこそ、「信念」が必要なのです。

 

【後輩たちへのメッセージ】

“あなたの目標が実現されたとき、誰かを幸せにすることはできるだろうか。”

目標を実現する為には、体調面においても、精神面でも、学習計画の中でも、自分自身をコントロールすることは必須不可欠です。人は人の中で生き、そして人の中で自分の存在を主張します。自分だけがよければいいと自分勝手な考え方では、社会で生きていくことは難しいです。

だからこそ、自分の行動に責任を持ち続け、目標が実現できたときに人間として成長し、誰かのために働くことの必要性を感じるようになります。そのことによって、誰かのために働きたいと行動し、社会の中で自分の存在を確立していくのです。

あなたは、自分の人生の物語をどのように作っていきますか。

『NETWORK法学部2014』より転載