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国際関係コース対談

国際関係コース対談

国際関係コース:村田晃嗣教授×今井里歩さん×大庭健吾さん 「議論できる市民」として、新聞記者をめざす。海外に出て、日本市場を広げていきたい。

ゼミ生:
元々、中国の政治について興味があったのですが、学んでいくうちに、中国と日本、日本とアメリカといった関係が東アジア全体の関係に影響を及ぼしているということに気付いて、一国の政治を理解するにしても、広い視点で多角的に見なければならないと思うようになりました。
教員:
なるほど。アジア太平洋という地域に限っても、協力案件や組織によって、参加する/参加しないがあって、境界ごとに対立や競争の構造が違うから、単一の視点で関係を理解するのは難しいからね。
ゼミ生:
確かに複雑ですね。これは政治学科に共通して言えることでもありますが、ゼミが少人数制なので、大教室で行われる講義で得た知識が身に付いたかどうか、発表や討論を通して確認できて助かっています。特に地域組織については、自分の見解とゼミの仲間と意見をすり合わせることで理解が進みます。
教員:
そうですね。アウトプットすることは大切ですね。ゼミでは、ディベートなどを通して、できるだけ自分と異なる意見にも目を向けて、どういう理由でその見解に立つのか、できるだけ視点が偏らないように対象を捉える習慣を付けてもらおうと思っていますよ。
ゼミ生:
先生の授業は、常に試される場ですからね。日本の立場や行動が、アジアの近隣諸国からどのように見られてきたのかを学ぶ「日本・アジア関係論」は、日本語と英語の両方を使って授業をしますよね。
教員:
国際関係を学ぶなら、いろいろな「境界」を越えなければいけませんからね。言語も観点も異なる論文を読んでもらうのも、違いを知ることで、自分たちの立場を明らかにして伝え、理解を進めるという習慣を身に付けて欲しいからなんですよ。
ゼミ生:
そういう意味では、早稲田大学や慶応大学との合同ゼミは新鮮な体験でした。同じ学生同士でも、テーマに対するアプローチが違うことを知る機会にもなりましたし、他大学に対する、ちょっとした対抗意識が芽生えたこともあって、ゼミ仲間が一体となって議論にのぞむというきっかけにもなりましたしね。
教員:
私自身、地域協力の研究を進める際にも、海外の研究者と共同で行うようにしています。国際政治のみならず、問題の解決には、異なる見解を持つ人と相互に作用しあう必要性が、今後ますます増えてくると感じています。
ゼミ生:
対話を重ねることで、対立を解消したり、協力を拡大することが求められるということですね。
教員:
そうですね。ある意味で大学生活は学ぶための最後の機会だと思っています。そういったことを習慣化するためのきっかけはできるだけ多く用意するつもりですし、みなさんには自ら積極的に学んだという証を残して欲しいと願っています。