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厳しい現状に置かれている難民が自立した生活を送れるよう、支援していきたい

川勝 健司さん

川勝 健司さん

川勝 健司さん

特定非営利活動法人難民支援協会 支援事業部
(取材時)

母国で迫害を受け、やっと日本へ逃れてきた難民たち。しかし、助けを求めてやってきた日本で、彼らが困難にさらされている現状があります。年間1,000人以上もの人々が新たに難民申請する中で、認定されるのはわずか数十名。申請結果を待つ間、就労許可や健康保険の加入を認められないことが多く生活保護も受けられない彼らに、生活支援や法的支援を行うのが難民支援協会の活動です。私は、滞在場所や就労、医療サービスを得るためのサポートなど、主に生活支援を担当しています。

幼少期をメキシコとブラジルで過ごした影響もあり、将来は途上国の支援活動をしたいと思っていました。大学では政治学科を選択。政治を統計学的に分析する計量政治学を西澤由隆先生のゼミで学び、論理的な思考能力を養いました。西澤先生には、プレゼンテーション力、文章作成能力も徹底的に鍛えていただきました。その経験は、対外的な働き掛けが重要なこの仕事において大きな助けとなっています。イギリスの大学院を経て、ヨルダン、パキスタン、スーダンで戦後・災害復興支援に従事した後、日本で急増する難民を支援したいと思い、現職に就きました。物資や支援金を送るだけの「与える支援」に終始せず、「自立を支える支援」をめざして活動を続けています。信条は「今を生きる」。今、目の前にあることを精一杯やりきること、その積み重ねから未来が生まれると信じています。

 

『同志社大学大学案内2012』より転載