Doshisha University
  • 同志社大学ホーム
  • 入学試験情報
  • お問い合わせ一覧
  • 交通アクセス・キャンパスマップ
  1. TOP
  2. 政治学科
  3. Student's Voice
  4. 早稲田ライフ

早稲田ライフ

前野 友里さん

法学部政治学科2011年度生

 

「国内留学?え?日本人だよね?」

ここ1年半の間、何度上記のように問われたことでしょう。国内留学とは、同志社大学と早稲田大学の間で1997年度から始まり、学部学生を1年間派遣・受け入れをして修得した単位を相互に認定する制度です。私は2012年4月から2013年3月まで早稲田大学政治経済学部国際政治経済学科に在籍しました。両校の親交は同志社大学創立者新島襄と早稲田大学創立者大隈重信の親交に始まり、早稲田大学(当時は東京専門学校)の創立時には同志社英学校出身の教師が数多く教鞭をとっていたそうです。

私が国内留学を志望した理由は2つあります。まず、就職活動等で忙しくなる前に、2年生のうちに、日本の政治経済の中心である東京で様々な価値観や学問に触れて興味対象の範囲や人間としての幅を広げたいと思ったからです。次に、政治経済学を学びたかったからです。というのも大学で政治学を学び始めると、政治と経済は切り離せず、自身の興味対象も思想や法律よりは国際政治経済学にあると考えるようになりました。特に早稲田大学政治経済学部はアジアの政治経済研究が充実しており、魅力を感じたので、ここで学びたいと思いました。

それでは実際の早稲田での生活について述べます。政治経済学部の勉強は、経済学を一から学びながらも3年次以上しか参加できない経済学の授業に参加したので、大変でした。特に、韓国の政治経済を扱う少人数の授業では、韓国政治経済の専門家による英語論文を毎回読み、本当の勉強のレベルの高さを感じました。こうした経験から多少の課題には動じなくなりました。

早稲田大学はオープン科目が充実しているので、政治経済学以外の授業にも積極的に参加しました。アジアのIT、日本の食料自給率、ジャーナリズムについて学び、現役コンサルタントの方によるマーケティングの授業も受けました。日本企業のグローバル化への取り組みについて企業の方が講演される授業では、日本のことを考え、仕事に誇りをもってイキイキとお話をされる社員の方に魅了され、刺激を受けました。特に印象に残った授業は、省庁の大臣や劇作家など著名な方々が毎回講演される授業です。数多くの著名人を輩出している早稲田ならではの授業であり、書籍からは読み取れない、講演者のオーラを感じました。

課外活動では、国際交流センターと大手広告代理店による、日本の観光案に関するコンペティションに参加しました。2ヶ月間チームで観光案を考えてプロの方に評価していただくという貴重な経験でした。チームメンバーは私以外全員が海外へ進学するほど国際色豊かで、今も刺激を受けています。また、早稲田大学にはユニークなサークルが数多く存在しますが、私は早稲田祭でファッションショーを運営するサークルに所属し、早稲田祭を楽しみ尽くしました。学園祭来場者数日本一を誇る早稲田祭で企画側として携われたことは印象深い思い出です。サークルの友人とは早慶戦も応援に行き、あんなに楽しい早稲田ライフを送ることができたのは友人のおかげです。私が東京を去る時は見送りに来てくれ、別れが本当に悲しくて号泣しました。

大学生活の過ごし方は十人十色ですが、私のように様々なことに挑戦したい好奇心旺盛な方には心の底から国内留学をおすすめします。なぜなら、政治経済の中心地であり情報の質と量に優れる東京、そして早稲田大学は、自分がやりたいことに挑戦できる機会にとても恵まれている環境だからです。早稲田での生活を振り返ると、残りの時間で何を吸収して帰りたいか?と常に考え、興味を抱いたことに挑戦し続けた1年でした。

最後に、就職活動を行う中で自己分析をすると、早稲田での1年が私の人生に与えた影響の大きさを改めて感じます。あの1年で関わる人の数やジャンルが圧倒的に広がり、当初の目標通り興味対象の範囲や人間としての幅は間違いなく広がりました。貴重な機会を与えてくださった同志社大学の皆様、早稲田大学の皆様に心より御礼申し上げます。

『NETWORK法学部2014』より転載