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勝山 教子

議会制度の比較考察

教授 勝山 教子

<専門分野>憲法
<研究室>光塩館408 Tel:(075)251-3593

プロフィール

出身は長野県の松本市から電車で15分離れた田舎町です。高層ビルどころか5階以上の建物もないのどかな田園地帯。おかげで部屋の窓からの景色は絶品で、北アルプスの山々を眺めながら育ちました。自然に囲まれて成長したせいか大の動物好きで、将来は獣医になるつもりでした。そこで高校3年生の夏までは理系でしたが、事情により「文転」して法学部に入学しました。

大学で暗記ではなく自分で考えることの面白さに目覚め、大学院修士・博士課程を経て、今日に至りました。これまで、イギリスとフランスで憲法・政治学を研究する機会を得ました。

私の研究

法律の違憲性が訴訟で争われると、裁判所は法律を制定した国会の裁量を広く認め、合憲判決をよく下します。そのような判決を読むたびに、裁判所はより積極的に違憲審査を行い不当な法律から国民の利益を救済すべきだ、という思いにかられます。ただ、主権者代表の国会の判断を裁判所が尊重するのは当然のことですから、結局のところ、最善策は国会の場で不当な法律を改正したり、制定しないようにすることです。ところが、テレピ中継で見る国会審議は理解しがたく、世論とかけ離れた主張が議席数を背景に通過していくことがしばしばです。

単純な数の論理ではなく、国民の意思を反映した国会審議を実現するためには、議事手続をどのように改革すべきなのか?諸外国の議会の実情や改革方向と比較しながら、日本の国会のあり方を探っています。

講義・ゼミについて

法学部生の中には「憲法は実益がなさそうだ」と思う人もいるでしょう。確かに、交通事故で人にケガをさせた、サラ金の取り立てに追われている、マンションの管理責任でもめている、といった場面で憲法を語っても問題は解決されません。また、「高校までの授業で憲法を学んだから十分だ」と思う人もいるかもしれません。

しかし、大学で学ぶ「憲法」は高校までの憲法と随分違います。覚えるのではなく、考えるのが大学の「憲法」です。憲法は国(日本社会)のあり方を定めるものですから、憲法を学ぶことは、法的知識に加えて、政治のあり方、経済のあり方、社会のあり方、歴史の発展、道徳に哲学などを総合的に考察し、明日の社会の方向性を探ることなのだと思います。

私自身、一生かけても達成できない課題に感じますが、学生のみなさんには、この奥の深い(時にブラックホールのような)学問を、身近なテーマを通じて「考える」、そのことをまず楽しんでほしいと思います。

ゼミ生から一言

勝山ゼミは皆が自由に発言できるとてもアットホームな雰囲気のゼミです。とても優しく時にとってもおもしろい先生は常に私たちのことを考えてくださり、就職活動や進路の相談などにも気軽に乗って下さいます。

ゼミでは原告・被告に分かれての討論と全員が参加するフリーディスカッションを行なっています。毎学期の初めにどのような形式でゼミを進めるか、どのようなテーマについて討論するかなどをゼミ生が主体となって決めるので、ゼミ生の意見がゼミの運営を左右します。

憲法と聞くと実生活では役立たないと思うかもしれませんが、実は日頃耳にするニュースや問題とされる事柄と関係しているため、憲法を学べば今まで気が付かなかった日常生活の様々な問題が見えるようになります。また、三年・四年次演習ではゼミ論文を執筆します。自分で論文を書くのは大変な作業ですが、アンケート調査やインタービューなどの実地調査はゼミ以外ではできない貴重な経験で得るものも大きいはずです。

普段の授業以外にもゼミコンや合宿、ピザパーティー、ボーリング大会など充実しています。合宿ではマイ・ラケットを持っている(!)腕前の先生と卓球の真剣勝負ができるかもしれません!

ゼミ卒業生  大江美香