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岡田 幸宏

判決効承認のための要件

教授 岡田 幸宏

<専門分野>民事訴訟法
<研究室>光塩館524 Tel:(075)251-3579

プロフィール

1962年、愛知県豊川市に生まれる。2003年 4 月に同志社入社。妻と長男の 3 人家族です。法学研究者では数少ない(と信じている)煙火(これで「はなび」と読みます)の打ちあげ経験者。出身の愛知県東三河地方は煙火どころで、特に手筒煙火は有名。幸か不幸か祭礼で煙火をあげる町に生まれ育ったため、疑うこともなく18才の頃から煙火に携わるようになりました。かつては「煙火従事者手帳(煙火師のライセンス)」も持っていましたが、忙しさのために失効させてしまいました。

私の研究

研究生活における最初のテーマは、「判決の不当取得」というものでした。「裁判所によって判決が言い渡されながら、その判決の効力が否定される場合」を扱うものでした。次に、外国判決承認要件としての「公序良俗(公序)」をテーマに研究をしました。外国の裁判所で言い渡された判決も一定の要件を満たす場合には、日本の裁判所で言い渡された判決と同じ効力をもつとされており、外国判決の内容・手続が日本の公序に反しない、ということが要件の一つとされています。この「公序」要件の具体化を試みました。そしてこの研究を承けて、さらに、外国判決と同様にわが国の判決についても判決効を維持するための「公序」基準があるとの試論を展開しました。

現在は、従来の研究を基礎にして、「確定判決と同一の効力」を有する判決以外の裁判が、「確定判決と同一の」効力をもつための要件としての公序と、判決以外の各種外国裁判の承認要件としての公序の両者について興味を持ち研究を進めています。どちらも一筋縄ではいかないテーマですが、できるだけ早く成果をまとめたいと考えています。

講義・演習・小クラスについて

2017年度は、春学期に民事執行・保全法の講義を、秋学期に1年次生向けの基礎科目としての民事手続法概論の講義を担当します。それぞれの科目は学習する内容がかなり広範囲で大変でしょうし、また、非日常的な裁判を扱うため民事手続に関する法律は難しく感じるのではないかと思います。できるだけ分かりやすいように心がけるとともに、中味の濃い講義になるように試行錯誤を続けたいと思います。

演習は、2 年次演習、3 年次演習、4 年次演習を担当する予定です。2 年次演習は、民事訴訟法に関する判例を読んで民事手続法の基礎を学びます。3 年次演習は、演習用教材を用いてゼミを進めます。演習における討論はもちろん重要ですが、演習の準備も重視し、課題について文献等を調べ上げていくことの楽しさも学んでもらいたいと思います。4 年次演習は、民事訴訟法上の様々な論点について判例を素材に、これを参加者全員で検討します。民事訴訟法学そのものの楽しさを実感してもらいたいと思います。なお、演習に際して、自分の疑問を学生にぶつけるという姿勢で臨みます。私の疑問解明に真摯にお付き合いいただける学生の参加を期待します。

また、「法的交渉論2017」という特殊講義を 1(秋)・2・3・4 年次生向けに開講します。法的問題の解決や契約交渉の場面での交渉スキルを、少人数のクラスで実践的に学ぶとともに、11月中旬に開催されるインターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティションへの出場が予定されています。