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出原 政雄

近代日本の平和思想史研究

教授 出原 政雄

<専門分野>日本政治思想史
<研究室> 光塩館509  Tel:(075)251-3552

プロフィール

1948年京都生まれ。同志社大学法学部政治学科を卒業、同大大学院法学研究科で学んだのち、近畿の数々の大学に非常勤講師として教えに行っていたが、1999年鹿児島県北部にある志學館大学法学部に勤務することになりました。当地で霧島連山に通ううち山歩きの楽しさを知りました。

私の研究

今は、近代日本の平和思想史研究に取り組んでいます。軍事大国化と対外戦争に突き進んでいった戦前日本において、反戦と抵抗を試みた思想家たちの平和への熱き思い、彼らのユニークな平和構想を学ぶことは、戦後の平和憲法の思想的源流を探るだけでなく、アジア諸国民との連帯感を構築するのに大いに役立つと確信しています。将来の課題としては、その探求を戦後日本の平和思想にまで広げたいと思っています。

つぎに、「比較の中の近代日本思想」というテーマに関心があります。その際、これまで近代欧米思想が日本にどのように受容され、どんな歪みをみせたかということに専ら研究が集中していたが、今は「アジアの中の近代日本思想」という視点が大きなウェイトを占め始めています。アジア諸国において西欧思想がどのように受容され、その点で相互にどのような思想交流がなされ、日本はいかなる役割を果たしたのかなど、日本近代思想の形成を西洋からだけでなく、アジアの中で考えることがこれからますます必要になってくると思われます。

もう一つのテーマとして、戦後日本のナショナリズム論の検討に取り組んでいます。最近のグローバリゼーションの進展の中で、ナショナル・アイデンティティの再構築が問題にされているが、日本での取り組みの特徴を戦後日本のナショナリズムの歴史的展開の中で考えてみたいと思っています。

講義・演習について

講義は主に「近代日本政治思想史」と「現代日本政治思想史」を担当しています。前者では、幕末から日露戦争期までの平和思想史について、後者では第一次大戦期から十五年戦争期の反戦平和の歴史を取り扱う予定にしています。詳しく説明するというよりも、問題提起型の講義を心掛けているつもりです。今年は新入生対象の「政治思想入門」を分担する予定です。政治思想を学ぶ意義や魅力を伝えるにはどうすればいいかはいつも難しいです。「3年生演習」は近代日本思想史に関する専門的な著作を輪読したいと思っています。「4年生演習」は毎年丸山眞男の日本思想史論文の読解に挑戦しています。