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Vis Pre-Moot JAPAN(模擬国際商事仲裁日本大会)2023に出場-日本語部門1位

'23年3月22日 更新
特殊講義A-5(国際商事仲裁と国際物品売買)では、今年度も成果発表の一部として模擬国際商事仲裁日本大会(2023年2月23日開催)に出場し、昨年度(英語部門1位・日本語部門2位)に続き、日本語部門1位の好成績を収めました(英語部門では惜しくも受賞を逃しました)。
今年のケースは、外国国有企業との公共調達契約(ドローンの売買)に関する紛争でした。買主国で政権交代が起き、予定されていた公共事業が凍結されたこともあり、買い手の国有企業はなんとか契約を取り消したいのですが、売り手はそのようなことは受け入れられない。そこで国有企業側は、本件契約には贈収賄疑惑があり捜査が開始しているのでその結論が明らかになるまで仲裁手続を停止すべきだとか、仮に仲裁手続をこのまま進めるにしても、そもそも国際物品売買条約を適用できる契約ではなく、買主国の契約法が適用されるはずだ(それによれば取消可能)などと主張してきます。各出場チームは、売主企業と国有企業それぞれの代理人弁護士となって、口頭審問で法的主張を戦わせました。
他大学チームも年々実力を上げてくるなか、毎回上位争いにからめるようになった同志社大学チームの奮闘には目を見張ります。秋学期の半年間(基本的な知識や弁論技術を蓄える春学期を合わせれば1年間)本当に困難な道のりですが、口頭審問を終えたメンバーの晴々とした顔つきからは達成感、満足感が溢れ出していました。
なお、成果発表の本番は、後日香港で開催される第20回Vis East Moot(3月19日〜26日開催)、およびウィーンで開催される第30回Vis Moot(3月31日〜4月6日開催)です。香港大会出場チーム4名は、先日3月11・12日にクアラルンプールで開催された前哨戦(第7回アジア国際仲裁センター(AIAC) Pre-Moot)に出場し、優秀準備書面賞(Hanscomb Intercontinental Award)を受賞しました。本番でも健闘してくれることでしょう。
Vis Pre-Moot JAPAN2023に出場
特殊講義A-5(国際商事仲裁と国際物品売買)では、今年度も成果発表の一部として模擬国際商事仲裁日本大会(2023年2月23日開催)に出場し、昨年度(英語部門1位・日本語部門2位)に続き、日本語部門1位の好成績を収めました(英語部門では惜しくも受賞を逃しました)。
今年のケースは、外国国有企業との公共調達契約(ドローンの売買)に関する紛争でした。買主国で政権交代が起き、予定されていた公共事業が凍結されたこともあり、買い手の国有企業はなんとか契約を取り消したいのですが、売り手はそのようなことは受け入れられない。そこで国有企業側は、本件契約には贈収賄疑惑があり捜査が開始しているのでその結論が明らかになるまで仲裁手続を停止すべきだとか、仮に仲裁手続をこのまま進めるにしても、そもそも国際物品売買条約を適用できる契約ではなく、買主国の契約法が適用されるはずだ(それによれば取消可能)などと主張してきます。各出場チームは、売主企業と国有企業それぞれの代理人弁護士となって、口頭審問で法的主張を戦わせました。
他大学チームも年々実力を上げてくるなか、毎回上位争いにからめるようになった同志社大学チームの奮闘には目を見張ります。秋学期の半年間(基本的な知識や弁論技術を蓄える春学期を合わせれば1年間)本当に困難な道のりですが、口頭審問を終えたメンバーの晴々とした顔つきからは達成感、満足感が溢れ出していました。
なお、成果発表の本番は、後日香港で開催される第20回Vis East Moot(3月19日〜26日開催)、およびウィーンで開催される第30回Vis Moot(3月31日〜4月6日開催)です。香港大会出場チーム4名は、先日3月11・12日にクアラルンプールで開催された前哨戦(第7回アジア国際仲裁センター(AIAC) Pre-Moot)に出場し、優秀準備書面賞(Hanscomb Intercontinental Award)を受賞しました。本番でも健闘してくれることでしょう。
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