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中国政法大学(ダブル・ディグリープログラム)

中国・北京市に本拠地を置く国立大学である、 中国政法大学 と協働実施している学位取得プログラムです。
本プログラム参加学生は、同志社大学で1.5年、中国政法大学で1年修学します。

特長

  • 英語プログラム
  • 両学位取得に必要な学修期間を最大1.5年短縮することができる
  • 帰国後の単位認定申請(任意)により、最大10単位分まで修了単位として認定される
双方の大学で所定の単位を修得のうえ2種類の修士論文を提出、最終審査に合格することで両大学からそれぞれ学位が授与されます。
中国政法大学

中国政法大学

中国政法大学は、1952年に前身となる北京政法学院が、北京大学、燕京大学、輔仁大学、清華大学の法学、政治学、社会学等の学部を統合して設立されました。
その後、組織の改組や学部の新設などを経て、1983年に現在の中国政法大学となりました。
国家「211」プロジェクトに指定された全国重点大学であり、卒業生の大半が国家の司法、検察、行政、公安機関に就職しています。

大学周辺地図
The following information is intended for program participants from Doshisha University. Students from China University of Political Science and Law can access the information page for partner students from here.
以下は同志社大学からプログラムに参加する学生向けの内容です。中国政法大学から参加する方はここから協定留学生向けページをご覧ください。

プログラム概要

構成

2.5年を5学期に分けて履修します。
1年次の春学期は同志社大学で科目群を履修します。
そして、秋学期から翌年6月まで中国政法大学で科目群を履修します。
2年次の秋学期に同志社大学へ戻り、残りの科目履修と同時に修士論文2編を完成させます。
学位授与式は、9月下旬に同志社大学で行われます。

学年 授業期間 履修科目/単位数
1年次 春学期(4月~8月) <同志社大学>
7科目(14単位)
修士論文指導(DU1)
秋学期(9月~1月) <中国政法大学>
14科目(28単位)
2年次 春学期(2月~6月)
秋学期(9月~2月) <同志社大学>
6科目(12単位)
修士論文指導(DU2)
修士論文(DU)
<中国政法大学>
修士論文(CUPL)
3年次 春学期(4月~8月)

※表内の科目および単位数は参考例、1年次参加の場合

中国政法大学での所属先

専攻により所属が異なります。
School of International Education
School of International Law

修了要件

同志社大学

修了要件 30単位修得
修士論文(DU)最終審査合格
  • 単位付与なし
取得可能学位 修士(法学)
修了必要単位数は30単位です。
留学終了後、中国政法大学で修得した単位を最大10単位分まで同志社大学修了単位の一部として認定申請することが可能です。
同志社大学では1科目あたり2単位の授業が中心となります。
修士論文は日本語または英語論文を執筆します。

中国政法大学

修了要件 28単位修得
修士論文(CUPL)最終審査合格
  • 単位付与なし
取得可能学位
(専攻によりいずれか)
LL.M. in Comparative Law
LL.M. in International Law
修了必要単位数は28単位です。
一部単位は同志社大学で修得した単位を認定することが可能です。
中国政法大学では1科目あたり2単位の授業が中心となります。
修士論文は英語論文を執筆します。

参加要件

本プログラム参加推薦を受けるためには、参加申請時に以下の要件を全て満たしている必要があります。

対象者 前期(修士)課程 私法学・公法学専攻
  • ・法学研究科入学手続き完了者含む
  • 2年次生の参加可※1
英語力※2
(ひとつ選択)
IELTS™ 総合6.0
  • ・項目指定なし
TOEFL iBT®テスト 総合79
  • ・項目指定なし
中国語力※3 中国語検定(HSK) 3級
国籍 制限あり
  • ・中国籍学生は本プログラム参加不可
派遣人数 5名

※1
修了までに3.5年要します。さらに一般コースとはプログラム修了要件が異なるため、別途必修科目の履修が必要です。
※2
参加言語は英語です。母語または第一言語が英語である学生や英語圏国籍取得者であっても、最終学位を取得した教育機関が位置する国の公用語が英語でない場合は、英語力を証明しなければなりません。
※3
中国政法大学では、英語力とは別に中国語検定(HSK)3級以上取得が学位取得条件のひとつです。

母語  ・・・幼少期より使用している言語(複数言語になる場合もあり)
第一言語・・・母語の中で、日常生活において最も上手く使いこなせる言語
※一般的に日本で使用されている「母国語」は出身国の言語を表す

学費と諸費用、他

本プログラム参加者は、同志社大学を修了するまで、全学費を同志社大学に納めていただく必要があります。
留学期間中は特別在籍料(1年間30万円)のみ納入いただきます。※1
中国政法大学修学1年分の授業料は免除されます。
授業料以外の費用[ビザ申請、旅費、滞在費、その他費用(保険など)]は全額自己負担となります。

現地生活費の目安

2,500~3,500元/月

住居

希望者は留学生寮への入寮申請が可能です。
International Exchange Center

※1 2024年度まで本学奨学金を自動支給

参加方法

審査時期および提出書類等の詳細は、参加方法ページで確認してください。

中国政法大学による受入審査

同志社大学で行われる適性審査(第1次審査)に合格し推薦学生となったのち、別途中国政法大学で行われる受入審査(第2次審査)を経て最終的に派遣が決定します。
中国政法大学