同志社大学 法学部・法学研究科

  1. 法学部・法学研究科ホーム
  2. 学部紹介
  3. 学部長・研究科長挨拶

学部長・研究科長

同志社大学法学部・法学研究科へ、ようこそ。

メッセージ

ご挨拶

法学部長・法学研究科長

法学部長・法学研究科長 梶山 玉香

 さて、「法学部」と聞いて、みなさんは、どのようなイメージをお持ちになるでしょうか。
 そもそも、法学部では、どのような力が身につくのでしょう。

 新型コロナウィルスの感染拡大を受け、今、政府や自治体に限らず、すべての人が、日々、何らかの「決断」を求められています。
 ある行事を開催するかしないか、店の営業を続けるか休むか、ある物を買うか買わないか…自分だけに関わることなら、自分の好きなように決めればよいことです。けれど、今回は、一人ひとりの行動が、「ウィルスの感染」や「品切れ」につながることが分かりました。
 「決断」が複数の人に影響を及ぼす場合、「私はそう思う」というだけでは、他の人が納得しません。また、日によって考えが変わるようでは、混乱を招きます。
 一人ひとりの考えは異なります。家庭、クラブ、学校、会社、国家、国際社会…その中で、より多くの人が納得できる結論を出すには、さまざまな利害の調整を図ること、明確な根拠(ルール、データなど)を踏まえることが重要です。新たにルールを作り、これまでにない方針を打ち出すとしても、同様のプロセスを経なければなりません。
 新型コロナウィルスに関しても、「感染拡大を食い止めるべきである」という点には異論がないでしょう。けれど、その方法は一つとは限りません。また、どの方法でも、「不利益を被る人」が出てきますから、全員が納得する結論を見つけることは困難です。それだけに、信頼できる情報をできるだけ多く収集し、現在起きている事象を多角的に分析し、現時点で取り得る選択肢とそのメリット、デメリットを比較考量したうえで結論を出す、そして、結論に至った理由を丁寧に説明するよう努めることが必要です。
 これらはすべて、法学部での学びによって修得できる技術、能力です。

 同志社大学法学部・法学研究科では、法律や政治を通して、「物事の見方、考え方」「結論を出すためのプロセス」を徹底的に学ぶことができます。流行り廃りが激しく、価値観が多様化する時代、法学部・法学研究科で、ぜひ、決して古びることのない、確かな「地力」を身につけてください。