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法職講座


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法曹養成のためのカリキュラム

法曹になるためには、司法試験に合格し、約1年間の司法修習を経て、研修所修了試験(いわゆる「二回試験」)に合格する必要があります。司法試験を受験できるのは、法科大学院修了者または司法試験予備試験の合格者(2023年度から法科大学院在学中も司法試験の受験が可能になる予定)ですので、法学部生にとって最初の関門は、法科大学院入試または予備試験への合格です。
 法科大学院入試でも予備試験でも、法学の基礎的な学識が試されますので、法曹になるためのトレーニングは、法学部に入学した瞬間からすでにスタートしています。法学部法律学科では、司法試験科目(憲法、民法、刑法、商法、民事訴訟法、刑事訴訟法、行政法、および選択科目)を体系的・段階的に学習できる履修モデル(法曹)を提示しています。また、2019年度以降生向けに法曹養成プログラムも開設しています。詳しくは、パンフレット「法曹をめざすあなたへ」と履修要項を参照してください。

早期卒業制度

法学部では、「3 年次終了時において優秀な成績で卒業に必要な単位を修得した者」に対し、特別に卒業を認定する制度(早期卒業制度)も設けています。法科大学院進学のために利用できる早期卒業制度も、下図のとおり2種類あります。いずれも、2年次秋学期末に「早期卒業希望登録」をする必要があります。併願も可能です。早期卒業制度について詳しくは、履修要項を参照してください。

【参考】法科大学院への進学に利用できる早期卒業制度

「法職講座」があなたの夢を支えます

法職講座は、法曹だけでなく、司法書士や税理士、公務員(とくに裁判所書記官や検察事務官等の司法系公務員)、あるいは民間企業の法務パーソンなど、法律を手腕に活躍すること(法律家)を夢見る法学部生をサポートするための課外講座です。法職委員の教員2名が中心になって、年間を通じて様々な企画を実施しています。
 たとえば、昼休みを使ったランチョン・セミナーでは、法曹をはじめとする法律系職業の紹介、法科大学院入試や司法試験に関する情報提供のほか、「法律の勉強ってどうやって進めればいいの?」、「法律科目の答案ってどう書けばいいの?」など、法学部生なら誰もが抱く疑問について、講義を受けるだけでは必ずしも得られない情報を提供していきます。また、特別企画として、法律答案の添削指導や、地方裁判所・家庭裁判所見学、裁判傍聴なども実施しています。
 法律を手腕とする職業に少しでも関心がある人は、ぜひ法職講座の企画に参加してください。法職講座で得られる情報や体験を通じて、その夢を確かなものにしてもらえると思います。法職講座のイベント情報は、法学部掲示板、当ページのほか、法職講座Twitter(@do_hourt)で提供しています。