同志社大学 法学部・法学研究科

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資格試験をめざすあなたへ

得られるものは資格だけではない

2009年11月 司法書士試験合格
2010年 1月  行政書士試験合格
2010年 3月  法学部法律学科卒業
2014年12月 土地家屋調査士試験合格
司法書士法人equal 代表社員
土地家屋調査士法人equal 代表社員

資格を持って働く

 私は大学2 回生から司法書士試験の勉強を始め、4 回生のときに合格することができました。
 周囲の友人が学生生活を謳歌している隣で毎日机に向かっていると、時には滅入ってしまいそうになることもありました。
 しかし、卒業と同時に司法書士として働くことができたため、自分の実力以上の業務を担当させていただき、早いスピードで成長できたと感じています。また、学生時代に資格試験の勉強をしたことで、周りに流されるのではなく、自分が本当にやりたいことを考えてチャレンジするというベースが自分の中にできたように思います。

資格という立場が人を作る

 資格を取得するということは、一定の立場に立つことだといえます。
 大きな組織の一員として働く場合、様々な実績を積み重ねて内部の信頼を得なければ、責任ある仕事を担当したり、決裁権を持つことはできないケースが多いと思います。一方で資格を取得すると、実績を積むことを待たずして責任ある業務を自分の判断を基に遂行していくケースが多々あります。
 社会に出てすぐに責任ある業務に携わることができるのは、資格を取得する魅力のひとつだと思います。

思考力とチャレンジ精神

 今、資格試験の勉強をしている学生は、企業への就職を検討している学生と比べれば少数派ではないでしょうか。少数派であるが故に資格試験を受験するという選択が正しいのか不安になったり、本当に合格できるのか自信を持てなかったりすることもあるでしょう。
 しかし、周りに流されず、自分の進路や将来という抽象的で正解のない問題について考えることや、合格や成功が約束されていない難関にチャレンジする経験は、あなたの人生において必ずプラスになります。
 「独立すべきか否か」、「転職すべきか否か」という周りに流されるべきではない問題に直面したときや、自社にノウハウがない業務の依頼を受けたとき、きっと資格試験に挑戦した経験が生きるはずです。
 自分の可能性を信じて資格試験にチャレンジしている皆様を心より応援しております。また、試験合格後のご活躍を祈念しております。