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他大学で学ぶ(学生交流)
「複数の大学で学ぶことの意義」
2019年3月法学部政治学科卒業
慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻
今、私は慶應の大学院にいます。大学院入試の面接では、同志社、早稲田、慶應という一見変わった経歴について問われましたが、この経験こそが、私をここまで連れてきてくれたのです。
私は大学二年生の一年間、早稲田大学政治経済学部に国内留学していました。留学を決めた最大の理由は、政治学を学ぶ者として、国政が動いている東京の地で政治を学んでみたかったという思いです。以下では、私に大きな影響を与えた早稲田での三つの経験について述べます。
まず授業では、計量系の政治学を学びました。大学院への進学を考えていたものの、ざっくりとしかテーマが決まっていなかったので、早稲田で所属していた政治学系のサークルでこのアプローチを応用して研究をしてみたことは、自分の専門とアプローチを考えるうえで大きな糧になりました。大学院では結局別のアプローチから研究することに決めましたが、それを決めることができたのもこの経験があったからです。
そしてこのサークルでは、大会や研究を通して同期や先輩と議論を繰り返し、自分の問題意識や価値観と向き合うことができました。ここで得た人間関係は、慶應に来た今でも研究会に参加するなど継続しています。
さらに東京の地で政治を学ぶという意味では、国会議員のもとでのインターンができたことは非常に貴重な経験でした。議員会館での対応や部会への出席などで政治の動きを直接知れたことで、研究においても理想形ではなく、実際の過程に目を向けることができるようになったと思います。
これらの経験を踏まえ、同志社に戻ってからのゼミで自分に合った研究アプローチを学び、同じアプローチの中から自分の専門に近い先生を見つけたことが今に繋がっています。早稲田への国内留学という選択が、私にとっては起点なのです。
早稲田という環境は、同志社にいるだけではできない経験や挑戦をする機会の宝庫です。もしやりたいことがあるなら、是非早稲田に行ってみてください。
最後になりましたが、早稲田への国内留学の機会を与えてくださった同志社大学の皆様、受け入れてくださった早稲田大学の皆様に厚く御礼申し上げます。
私は大学二年生の一年間、早稲田大学政治経済学部に国内留学していました。留学を決めた最大の理由は、政治学を学ぶ者として、国政が動いている東京の地で政治を学んでみたかったという思いです。以下では、私に大きな影響を与えた早稲田での三つの経験について述べます。
まず授業では、計量系の政治学を学びました。大学院への進学を考えていたものの、ざっくりとしかテーマが決まっていなかったので、早稲田で所属していた政治学系のサークルでこのアプローチを応用して研究をしてみたことは、自分の専門とアプローチを考えるうえで大きな糧になりました。大学院では結局別のアプローチから研究することに決めましたが、それを決めることができたのもこの経験があったからです。
そしてこのサークルでは、大会や研究を通して同期や先輩と議論を繰り返し、自分の問題意識や価値観と向き合うことができました。ここで得た人間関係は、慶應に来た今でも研究会に参加するなど継続しています。
さらに東京の地で政治を学ぶという意味では、国会議員のもとでのインターンができたことは非常に貴重な経験でした。議員会館での対応や部会への出席などで政治の動きを直接知れたことで、研究においても理想形ではなく、実際の過程に目を向けることができるようになったと思います。
これらの経験を踏まえ、同志社に戻ってからのゼミで自分に合った研究アプローチを学び、同じアプローチの中から自分の専門に近い先生を見つけたことが今に繋がっています。早稲田への国内留学という選択が、私にとっては起点なのです。
早稲田という環境は、同志社にいるだけではできない経験や挑戦をする機会の宝庫です。もしやりたいことがあるなら、是非早稲田に行ってみてください。
最後になりましたが、早稲田への国内留学の機会を与えてくださった同志社大学の皆様、受け入れてくださった早稲田大学の皆様に厚く御礼申し上げます。