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トピックス

Vis Moot (国際商事模擬仲裁大会)への出場

2026年4月27日 更新

同志社法学会では、法学部・法学研究科の正規授業の一環として行われる学生の研究活動に対して補助(学生研究活動補助)を行っています。2025年度も、特殊演習-2および特殊講義A-2(国際物品売買と国際商事仲裁(Vis Moot)2025-2)の成果発表の一部として、国際商事模擬仲裁大会に出場されました。参加者の声をご紹介します。



特殊演習-2および特殊講義A-2(国際物品売買と国際商事仲裁Vis Moot)の成果発表として、2025年度Vismootにおいて、ウィーンで開催された本大会および香港で開催されたVis Eastの双方に出場しました。Vismootとは、世界中の法学生が参加する国際的な模擬商事仲裁の大会であり、国際商事取引に関する架空の紛争を題材に、申立人、被申立人それぞれの代理人として英語で弁論を行います。

私たちは、10月に問題文が公開されてからの半年間、学年の隔てなくチームで協力しながら、主張書面の作成と口頭弁論の準備を進めてきました。

春休みに入ってからは、本格的に口頭弁論の練習を開始し、海外大学とオンラインでの練習試合を重ねるとともに、同志社大学の先生方や、Vismoot経験者で現在弁護士として活躍されている卒業生の方からアドバイスをいただきながら、弁論の質を高めていきました。
申立人、被申立人それぞれの代理人として企業を背負い弁論する以上、自信を持って主張を展開し、仲裁人に相手方の主張より、自分の主張の方が筋が通っていると思ってもらう必要があります。そのために、私たちはそれぞれの立場における強い点、弱い点を徹底的に分析し、相手方からの反論や仲裁人からの質問への対策を練ってきました。大会では、これまでの練習の成果を発揮する事ができたと感じています。

ウィーン本大会では、申立人、被申立人としてそれぞれ2回弁論を行いました。世界中から集まった390チームと弁論の腕を競いあうのですが、法的バックグラウンドが違えば問題の捉え方やプレゼンテーションのスタイルも様々です。日本では得られない新たな視点に驚くとともに、入念な準備と即座の対応が求められる仲裁実務の厳しさを体感することができました。そして、世界中から集った学生との問題や将来の進路に関する意見交換は発見の連続であり、国際的な人材を目指すため学習や進路に役立つ知見を得ることができました。

香港大会でも本大会と同様に、申立人、被申立人としてそれぞれ2回弁論を行いましたが、今年は、例年、大会の準決勝や準々決勝まで進出したり、優秀memorandum(主張書面)の受賞歴があるような強豪校と対戦する機会にも恵まれました。ハイレベルな弁論を目の当たりにし、自分たちとの実力差を実感するとともに、その差を来年に向けてどのように埋めていくべきかを考える貴重な機会となりました。

最後に、私たちが今年もVismootに無事に出場する事ができたのは、日頃からお世話になっている、コーチの野々村先生や法学部の先生方、同志社法学会からのサポートがあったからこそだと思います。私たちは、Vismootを通じて、国際商事分野に関する法律知識や、法律的な論理的思考力の向上はもちろん、英語で堂々と弁論する自信や度胸も身につけることができたのではないかと思います。そして何より、世界中の法学生と切磋琢磨したり、多くの刺激を受け国際的な法務パーソンとしての第一歩を踏み出すことができました。この経験を、法曹、企業法務、民間企業への就職など、それぞれの進路に役立てていきたいと思います。

Vismootでは、英語や法律的知識はもちろん、個性豊かな仲間たち・頼りがいのある先生方・世界中の法律家志望の学生に出会うことができます。私たちにとってもVismootへの参加は大きな挑戦でしたが、それ以上の成長・学び・出会いをもたらしてくれます。皆さんのVismootでの努力次第で、世界はどこまでも広く・豊かにすることができます。無限の可能性を秘めた後輩の皆さんには、躊躇することなく果敢に挑んで欲しいと思います。ぜひお待ちしております。

2025学生研究活動補助費成果報告(野々村)1     (138462)




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