タマサート大学
タマサート大学 Faculty of Lawは、タイ・バンコク市にある国立大学です。
法学研究科とFaculty of Lawが協力して実施するのが、このダブル・ディグリープログラムです。
参加学生は、同志社大学とタマサート大学でそれぞれ1年間学び、所定の単位を修得後、2種類の修士論文を提出し最終審査に合格することで、両大学から学位が授与されます。
特長
- 英語プログラム
- 両学位取得に必要な学修期間を最大2年短縮可能
- 帰国後、単位認定申請(任意)により、最大10単位を修了単位として認定

- ※
The following information is intended for program participants from Doshisha University. Students from Thammasat University can access the partner university students page here.
タマサート大学について
タマサート大学は、タイが民主主義体制へと移行した1934年に設立された同国内で2番目に古い歴史を持つ大学です。
人文、特に法学系大学として始まった同大学が提供する学問は、現在、理系分野を含め多岐に渡り、国際的に権威のある研究大学へと成長しています。
プログラム概要
学期構成
プログラムは2年間(4学期)で構成されています。
1年次春学期は同志社大学で科目を履修し、秋学期から翌年5月までタマサート大学で科目を履修します。
2年次秋学期に同志社大学へ戻り、残りの科目履修と2本の修士論文を完成させます。
学位授与式は、3月下旬に同志社大学で行われます。
学年 | 授業期間 | 履修科目/単位数 | |
---|---|---|---|
1年次 | 春学期(4月~8月) | <同志社大学> 7科目(14単位) 修士論文指導(DU1) |
|
秋学期(8月~12月) | <タマサート大学> 8科目(24単位) |
||
2年次 | 春学期(1月~5月) | ||
秋学期(9月~2月) | <同志社大学> 6科目(12単位) 修士論文指導(DU2) 修士論文(DU) |
<タマサート大学> 修士論文(TU) |
※表内の科目および単位数は参考例、1年次参加の場合
タマサート大学での所属先
下記コース所属となります。
LL.M. Program in Business Laws
修了要件
修了要件
同志社大学
修了要件 | 30単位修得 修士論文(DU)最終審査合格
|
---|---|
取得可能学位 | 修士(法学) |
留学終了後、タマサート大学で修得した単位を最大10単位分まで同志社大学修了単位の一部として認定申請することが可能です。
同志社大学では1科目あたり2単位の授業が中心となります。
修士論文は日本語または英語論文を執筆します。
タマサート大学
修了要件 | 24単位修得 修士論文(TU)最終審査合格
|
---|---|
取得可能学位 | Master of Laws in Business Laws |
そのうち15単位は修士論文に対して付与されます。
さらに最大9単位分までは同志社大学で修得した単位を認定することが可能です。
タマサート大学では1科目あたり3単位の授業が中心となります。
修士論文は英語論文を執筆します。
留学費用
学費
同志社大学
本プログラム参加者は、同志社大学を修了するまで、全ての学費を同志社大学に納めていただく必要があります。※1
留学期間中(1年間)は、通常の学費の代わりに、特別在籍料1学期あたり15万円(年額30万円)を納入していただきます。※2
タマサート大学
タマサート大学修学1年間の授業料は免除されます。
- ※1
この規定は、本学に在籍したまま留学する学生に適用されます。
- ※2
特別在籍料については、11月および5月に納付依頼書にてご案内します。
生活費
生活費の目安
15,000~20,000バーツ/月
奨学金
同志社大学
政法会国際留学奨励金制度
日本学生支援機構(JASSO) 海外留学支援制度
政法会国際留学奨励金制度および日本学生支援機構(JASSO)の留学奨学金に関する詳細は、こちらのページをご確認ください。
学費と諸費用、他
本プログラム参加者は、同志社大学を修了するまで、全ての学費を同志社大学に納めていただく必要があります。留学期間中(1年間)は、通常の学費の代わりに、特別在籍料1学期あたり15万円(年額30万円)を納入していただきます。※1
タマサート大学修学1年分の授業料は免除されます。
授業料以外の本プログラム参加にかかる費用[申請(ビザ)、旅費、滞在費、その他費用(保険など)]は全額自己負担となります。
住居
希望者は大学寮への入寮申請が可能です。Housing
- ※1
この規定は、本学に在籍したまま留学する学生に適用されます。
- ※2
特別在籍料については、11月および5月に納付依頼書にてご案内します。
住居
住居
希望者は大学寮への入寮申請が可能です。
Housing
参加要件
本プログラム参加推薦を受けるためには、参加申請時に以下の要件を全て満たしている必要があります。
対象者 | 前期(修士)課程 私法学・公法学専攻※1
|
---|---|
英語力※3 (ひとつ選択) |
IELTS™ 総合6.0
|
タイ語力※4 | 不問 |
国籍 | 制限なし
|
派遣人数 | 5名 |
- ※1
法学研究科への入学予定者も含みます。
- ※2
修了までに3年を要します。また、一般コースとはプログラム修了要件が異なるため、別途必修科目の履修が必要です。
- ※3
参加言語は英語です。母語または第一言語が英語である学生、または英語圏国籍を有する学生であっても、最終学位を取得した教育機関が所在する国の公用語が英語でない場合は、英語能力を証明する必要があります。
- ※4
日常生活においてはタイ語が使用される場面が多いため、生活に支障のない程度のタイ語力を事前に習得しておくことが推奨されますが、必須条件ではありません。
母語 ・・・幼少期より使用している言語(複数言語になる場合もあり)
第一言語・・・母語の中で、日常生活において最も上手く使いこなせる言語
- ※
一般的に日本で使用されている「母国語」は出身国の言語を表す
参加方法
参加説明会
毎年、翌年度の実施プログラム紹介を兼ねた参加説明会を実施しています。
実施時期は、法学部ウェブサイト内のニュースにてご案内します。
参加申請・適性審査
審査時期および提出書類等の詳細は、参加方法ページで確認してください。
申請書類に不備がなかった学生を対象に、適性審査(面接)を実施し、法学研究科の推薦可否を判定します。
タマサート大学への学生推薦・入学手続き
同志社大学で行われる適性審査(第1次審査)に合格した学生は、タマサート大学に推薦されます。
タマサート大学の案内に従って必要書類を提出し、受入審査(第2次審査)を経て、最終的に派遣が決定します。
その他
留学レポート
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