シエナ大学

イタリア中部、トスカーナ州シエナ市に本拠地を置く私立大学であるシエナ大学と協働実施している単位互換プログラムです。
特長
研究科生(前期)、学部生
- 英語/イタリア語プログラム(言語選択可)
- 正規学生と同様の科目履修をする
- 派遣期間を選択できる(1学期もしくは1年間[2学期])
- 帰国後の単位認定申請(任意)により、修了/卒業単位の一部として認定される※1
研究科生(後期)
- 派遣期間は最長1年
- 参加時期、期間は個別対応
※1 上限あり
シエナ大学
シエナ大学は1240年に設立された、世界でも最も古い大学のひとつです。
海外を含め239の大学と連携協定を結んでおり、学内における留学生の割合はイタリア最大となっています。
設立当初から設置されている法学と医学においては知名度が高く、社会科学においてはイタリアでも有数の大学です。
- ※
The following information is intended for program participants from Doshisha University. Students from the University of Siena can access the partner university students' page here.
プログラム概要
構成
研究科生(前期)
1学期または1年間をシエナ大学で修学します。
1年次の春学期は同志社大学で科目群を履修します。
秋学期から翌年2月または7月までシエナ大学で科目群を履修します。
派遣タイプ①の学生は2年次春学期、派遣タイプ②の学生は2年次秋学期に同志社大学へ戻り、残りの科目履修と同時に修士論文を完成させます。
本プログラムでは、シエナ大学の学位は取得できません。
学年 | 授業期間 | 派遣タイプ① | 派遣タイプ② |
---|---|---|---|
1年次 | 春学期(4月~8月) | <同志社大学> | <同志社大学> |
秋学期(9月~2月) | <シエナ大学> | <シエナ大学> | |
2年次 | 春学期(①4月~8月) (②3月~8月) |
<同志社大学> 修士論文指導1&2 修士論文 |
|
秋学期(9月~2月) | <同志社大学> 修士論文指導1&2 修士論文 |
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3年次 | 春学期(4月~8月) |
1年次参加の場合
学部生
2年次生以上の学生が、1学期または1年間をシエナ大学で修学します。
2年次の春学期は同志社大学で科目群を履修します。
秋学期から翌年2月または7月までシエナ大学で科目群を履修します。
派遣タイプ①の学生は3年次春学期、派遣タイプ②の学生は3年次秋学期に同志社大学へ戻り、残りの科目履修を行います。
本プログラムでは、シエナ大学の学位は取得できません。
学年 | 授業期間 | 派遣タイプ① | 派遣タイプ② |
---|---|---|---|
2年次 | 春学期(4月~8月) | <同志社大学> | <同志社大学> |
秋学期(9月~2月) | <シエナ大学> | <シエナ大学> | |
3年次 | 春学期(①4月~8月) (②3月~8月) |
<同志社大学> | |
秋学期(9月~2月) | <同志社大学> |
2年次参加の場合
参加コース
同志社大学での学科・専攻に関わらず、シエナ大学での所属はDepartment of Lawとなります。
履修科目は、シエナ大学が留学生用に提供する科目からご自由に選択いただけます。
帰国後、シエナ大学で修得した単位を、前期課程生は最大10単位分まで、学部課程生は最大60単位分まで同志社大学修了/卒業単位の一部として認定申請することが可能です。※1※2
※1 単位認定方法は大学間協定派遣留学に準じる
※2 学部課程生の単位認定規定は以下のとおり
派遣タイプ① 派遣期間(1学期)を含む1年間の単位修得上限は、認定単位を合算して44単位
派遣タイプ② 派遣期間(1年間)を含む2年間の単位修得上限は、認定単位を合算して88単位
参加要件
本プログラム参加要件は以下のとおりです。
対象者 | 研究科(前期)※1 研究科(後期) |
政治学専攻 私法学専攻 公法学専攻 |
---|---|---|
学部 | 政治学科 法律学科
|
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英語力※2※3 (ひとつ選択) |
IELTS™ 総合5.5
|
|
イタリア語力 ※2※4※5※6 (ひとつ選択) |
実用イタリア語検定 準2級 イタリア語検定(Certificazione di Italiano como Lingua Straniera: CILS) DUE (B2)
|
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国籍 |
制限なし
|
|
派遣人数 | 1名
|
- ※1
-
法学研究科入学予定者含む。
- ※2
-
英語またはイタリア語のいずれかのプログラムを選択できます。
- ※3
-
参加言語が英語の場合、母語または第一言語が英語である学生、または英語圏国籍を有する学生であっても、最終学位を取得した教育機関が所在する国の公用語が英語でない場合は、英語能力を証明する必要があります。
- ※4
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参加言語がイタリア語の場合、母語または第一言語がイタリア語である学生、またはイタリア語圏国籍を有する学生であっても、最終学位を取得した教育機関が所在する国の公用語がイタリア語でない場合は、イタリア語能力を証明する必要があります。
- ※5
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英語プログラム参加者がイタリア語による授業科目を履修する場合は、イタリア語能力証明が証明です。逆に、イタリア語プログラム参加者が英語による授業科目を履修する場合も、英語能力の証明が必要です。また、日常生活においてはイタリア語が使用される場面が多いため、生活に支障のない程度のイタリア語力を事前に習得しておくことが推奨されますが、必須条件ではありません。
- ※6
-
法律科目は主にイタリア語で提供されています。イタリア語実施授業の履修を希望する場合は、欧州言語共通参照枠(CEFR)B2レベル以上の取得が必要です。
- ※7
-
推薦は学部生優先となります。
母語 ・・・幼少期より使用している言語(複数言語になる場合もあり)
第一言語・・・母語の中で、日常生活において最も上手く使いこなせる言語
※一般的に日本で使用されている「母国語」は出身国の言語を表す
学費と諸費用、住居
学費
本プログラム参加者は、派遣期間を含み、同志社大学を修了(卒業)するまで、全学費を同志社大学に納めていただく必要があります。
シエナ大学修学期間の授業料は免除されます。
授業料以外の費用[ビザ申請、旅費、滞在費、その他費用(保険など)]は全額自己負担となります。
現地生活費の目安
500~1,000ユーロ/月
住居
希望者は大学寮への入寮申請が可能です。
シエナ大学の紹介で、キャンパス周辺住居を個人手配することも可能です。
Accommodation
参加方法
審査時期および提出書類等の詳細は、参加方法ページで確認してください。
研究科生(後期)
参加時期、期間については個別対応となります。事務室にご相談ください。
シエナ大学による受入審査
同志社大学で行われる適性審査(第1次審査)に合格し推薦学生となった後、シエナ大学による受入審査(第2次審査)を経て、入学許可書の発行をもって派遣留学が確定します。
その他
参加実績&留学レポート
研究科生(前期):2024年度
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