同志社大学 法学部・法学研究科

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法学部・法学研究科生のみなさんへ~法学部・法学研究科長からのメッセージ

'20年5月15日 更新
法学部・法学研究科生のみなさんへ
法学部・法学研究科長
梶山 玉香

春学期の授業および試験の実施について
 
 4月9日付「【新型コロナウイルス感染症】本学の対応について(第7報)」ですでに周知しておりますとおり、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本学における今学期の授業は、原則としてインターネット配信などの非対面形式で行われることとなりました。学年暦を変更せず、4月7日から授業開始としたことは、学生の「学び」をとめないことを優先した結果です。
 もっとも、大学には全授業をオンラインで実施するための環境が整っていないこともあり、結果として、オンライン授業については、内容についても配信方法についても、授業を担当する教員により様々な方法が採用されることになりました。学生の皆さんの「学び」をとめないための措置であるとはいえ、受講上の負担が生じたことについては、申し訳なく思っております。

 多くの制約がある現状の中では、残念ながら、普段と全く同じ形での「学び」はできません。
とりわけ、新入生の皆さんは、一度も教室での授業を受けることなく、イレギュラーな形での「学び」を余儀なくされ、不安や戸惑いを抱えておられることと思います。
 本来であれば、今ごろはもう、教員や同級生、先輩との新しい人間関係が築かれている時期ですが、新型コロナウイルスは、そうした「出会い」の機会まで奪ってしまいました。入学を機に一人暮らしをはじめたものの、教室での授業は行われず、慣れない土地での一人暮らしを初めて経験する中で、毎日を心細く過ごしている皆さんも少なくないのではないかと心配しているところです。
 法学部では、新入生の皆さんを対象として「リーガル・リサーチ」「政治学入門」といった少人数クラスでの導入教育を行っており、これらのクラスの担当教員には、教員と受講生、受講生どうしでコミュニケーションを図ることができるよう、一定の配慮をお願いしております。新入生の皆さんはまず、これらの少人数クラスで、「大学での知り合い」を作ってください。

 もとより、大学における「学び」は、小中高での「学び」とは異なり、教員から一方的に与えられるものではありません。知りたいことを自らが進んで調べ、それにより得られた資料を読んで考え、その中で気付いた疑問を教員に問いかける、これに対して教員は自分の研究や経験から助言する、そしてまた学生は自ら調べ、資料を読み…それを繰り返していくのが、大学における「学び」の基本です。
 「大学設置基準」では1単位の授業科目を45時間の学修を必要とする内容をもって構成することを標準とする旨が定められており、2単位の授業では90時間の学修時間を要することになりますが、1コマ90分の授業を15回受講するだけでは所定の学修時間には到底及びません。所定の学修時間の中で授業が占めるのは一部に過ぎず、多くの部分は「授業時間外の学修」であることがお分かりだろうと思います。
 通常のような形での「授業」が行えない現況のもとで、教員は、「授業」の質と量を何とか維持しようとさまざまな工夫を試みています。もっとも、こうした「授業」は、皆さんの協力なくしては成り立ちません。皆さんには、大学や授業担当者からのメッセージを適時に受け取った上で、動画の視聴や提示された資料の読解等を確実に行っていただきたいと思います。「授業」と「授業時間外の学修」の質と量の維持は、皆さんの取組みにもかかっています。
 成績評価の方法については現在検討中ですが、皆さんの日頃の取組みが適切に成績(GPA評価)へ反映されるよう、公正かつ厳格な評価を行う予定です。

 大学院生の皆さんには、光塩館の共同研究室や法学部図書室の利用ができず、授業や学位論文執筆その他の研究活動に少なからぬ支障が生じていることを認識しております。政府の緊急事態宣言や京都府および京都市の要請、大学の方針を踏まえつつ、条件付きであったとしても、可能な限り早期に、図書資料の閲覧等のサービスが提供できるよう、柔軟に対応したいと考えております。 
 ご不便をおかけしていますが、指導教員や授業担当者と相談しながら、各自の研究を進めていってください。

 オンライン授業の受講にあたっては、皆さんにも少なからぬコストを負担していただいていることと思います。この点については、大変心苦しく思っており、入構禁止措置が緩和された後、あるいは、対面授業の開始後に、皆さんの負担を少しでも軽減し、継続的な「学び」をサポートできるよう、具体的な方策を目下検討しているところです。

 先行きの見通せない不安定な状況が続いておりますが、皆さんに与えられた「学び」の機会を大切にしていただき、どうか「学び」の営みを継続させていってください。
 秋学期には、皆さんと教室でお会いできることを心より願っております。 
法学部・法学研究科生のみなさんへ
法学部・法学研究科長
梶山 玉香

春学期の授業および試験の実施について
 
 4月9日付「【新型コロナウイルス感染症】本学の対応について(第7報)」ですでに周知しておりますとおり、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本学における今学期の授業は、原則としてインターネット配信などの非対面形式で行われることとなりました。学年暦を変更せず、4月7日から授業開始としたことは、学生の「学び」をとめないことを優先した結果です。
 もっとも、大学には全授業をオンラインで実施するための環境が整っていないこともあり、結果として、オンライン授業については、内容についても配信方法についても、授業を担当する教員により様々な方法が採用されることになりました。学生の皆さんの「学び」をとめないための措置であるとはいえ、受講上の負担が生じたことについては、申し訳なく思っております。

 多くの制約がある現状の中では、残念ながら、普段と全く同じ形での「学び」はできません。
とりわけ、新入生の皆さんは、一度も教室での授業を受けることなく、イレギュラーな形での「学び」を余儀なくされ、不安や戸惑いを抱えておられることと思います。
 本来であれば、今ごろはもう、教員や同級生、先輩との新しい人間関係が築かれている時期ですが、新型コロナウイルスは、そうした「出会い」の機会まで奪ってしまいました。入学を機に一人暮らしをはじめたものの、教室での授業は行われず、慣れない土地での一人暮らしを初めて経験する中で、毎日を心細く過ごしている皆さんも少なくないのではないかと心配しているところです。
 法学部では、新入生の皆さんを対象として「リーガル・リサーチ」「政治学入門」といった少人数クラスでの導入教育を行っており、これらのクラスの担当教員には、教員と受講生、受講生どうしでコミュニケーションを図ることができるよう、一定の配慮をお願いしております。新入生の皆さんはまず、これらの少人数クラスで、「大学での知り合い」を作ってください。

 もとより、大学における「学び」は、小中高での「学び」とは異なり、教員から一方的に与えられるものではありません。知りたいことを自らが進んで調べ、それにより得られた資料を読んで考え、その中で気付いた疑問を教員に問いかける、これに対して教員は自分の研究や経験から助言する、そしてまた学生は自ら調べ、資料を読み…それを繰り返していくのが、大学における「学び」の基本です。
 「大学設置基準」では1単位の授業科目を45時間の学修を必要とする内容をもって構成することを標準とする旨が定められており、2単位の授業では90時間の学修時間を要することになりますが、1コマ90分の授業を15回受講するだけでは所定の学修時間には到底及びません。所定の学修時間の中で授業が占めるのは一部に過ぎず、多くの部分は「授業時間外の学修」であることがお分かりだろうと思います。
 通常のような形での「授業」が行えない現況のもとで、教員は、「授業」の質と量を何とか維持しようとさまざまな工夫を試みています。もっとも、こうした「授業」は、皆さんの協力なくしては成り立ちません。皆さんには、大学や授業担当者からのメッセージを適時に受け取った上で、動画の視聴や提示された資料の読解等を確実に行っていただきたいと思います。「授業」と「授業時間外の学修」の質と量の維持は、皆さんの取組みにもかかっています。
 成績評価の方法については現在検討中ですが、皆さんの日頃の取組みが適切に成績(GPA評価)へ反映されるよう、公正かつ厳格な評価を行う予定です。

 大学院生の皆さんには、光塩館の共同研究室や法学部図書室の利用ができず、授業や学位論文執筆その他の研究活動に少なからぬ支障が生じていることを認識しております。政府の緊急事態宣言や京都府および京都市の要請、大学の方針を踏まえつつ、条件付きであったとしても、可能な限り早期に、図書資料の閲覧等のサービスが提供できるよう、柔軟に対応したいと考えております。 
 ご不便をおかけしていますが、指導教員や授業担当者と相談しながら、各自の研究を進めていってください。

 オンライン授業の受講にあたっては、皆さんにも少なからぬコストを負担していただいていることと思います。この点については、大変心苦しく思っており、入構禁止措置が緩和された後、あるいは、対面授業の開始後に、皆さんの負担を少しでも軽減し、継続的な「学び」をサポートできるよう、具体的な方策を目下検討しているところです。

 先行きの見通せない不安定な状況が続いておりますが、皆さんに与えられた「学び」の機会を大切にしていただき、どうか「学び」の営みを継続させていってください。
 秋学期には、皆さんと教室でお会いできることを心より願っております。