このページの本文へ移動
ページの先頭です
以下、ナビゲーションになります
以下、本文になります

チューリッヒ大学(ダブル・ディグリープログラム)

スイス北部、チューリッヒ市に本拠地を置く州立大学である、チューリッヒ大学Faculty of Law と協働実施している学位取得プログラムです。
本プログラム参加学生は、同志社大学とチューリッヒ大学で1年ずつ修学します。
双方の大学で所定の単位を修得のうえ2種類の修士論文を提出、最終審査に合格することで両大学からそれぞれ学位が授与されます。

特長

  • 英語プログラム
  • 両学位取得に必要な学修期間を最大1.5年短縮することができる
  • 帰国後の単位認定申請(任意)により、最大10単位分まで修了単位として認定される
チューリッヒ大学法学部図書館

法学部図書館内部


チューリッヒ大学

チューリッヒ大学は1833年ヨーロッパ初の民主政治体制の下に創立された大学で、スイス最大の研究大学です。
また、ウィルヘルム・レントゲンやアルベルト・アインシュタインをはじめとするノーベル賞受賞者を輩出した大学としても知られています。

大学周辺地図(Faculty of Law)
The following information is intended for program participants from Doshisha University. Students from the University of Zurich can access the information page for partner students from here.

プログラム概要

構成

2年間を4学期に分けて履修します。
1年次の春学期は同志社大学で科目群を履修します。
そして、秋学期から翌年6月までチューリッヒ大学で科目群を履修および1編目の修士論文を提出します。
最終学期となる2年次の秋学期に同志社大学へ戻り、残りの科目履修と同時に英文による2編目の修士論文を完成させます。
学位授与式は3月下旬に同志社大学で行われます。

学年 授業期間 履修科目/単位数
1年次 春学期(4月~8月) <同志社大学>
7科目(14単位)
修士論文指導(DU1)
秋学期(9月~1月) <チューリッヒ大学>
7~9科目(48単位)
修士論文(UZH)
2年次 春学期(2月~6月)
秋学期(9月~2月) <同志社大学>
6科目(12単位)
修士論文指導(DU2)
修士論文(DU)

※表内の科目および単位数は参考例、1年次参加の場合

修了要件

同志社大学

修了要件 30単位修得
修士論文(DU)最終審査合格
  • 単位付与なし
取得可能学位 修士(法学)
修了必要単位数は30単位です。
帰国後、チューリッヒ大学で修得した単位を最大10単位分まで、同志社大学修了単位の一部として認定申請することが可能です。
同志社大学では1科目あたり2単位の授業が中心となります。
修士論文は英語論文を執筆します。

チューリッヒ大学

修了要件 90単位修得
修士論文(UZH)最終審査合格
  • 12単位付与
取得可能学位 Master of Law UZH
 - International and Comparative Law

修了必要単位数は90単位です。
そのうち12単位は修士論文に対して付与されます。
同志社大学修了が確定した時点で、同志社大学で修得した単位を認定のうえチューリッヒ大学の修了判定が行われます。
チューリッヒ大学では1科目あたり6単位(ECTS※1)の授業が中心となります。
修士論文は英語論文を執筆します。

※1 欧州単位互換制度

参加要件

本プログラム参加推薦を受けるためには、参加申請時に以下の要件を全て満たしている必要があります。

対象者 前期(修士)課程 私法学・公法学専攻
  • 法学研究科入学手続き完了者含む
  • 2年次生の参加可※1
英語力※2
(ひとつ選択)
IELTS™ 総合7.0
  • 項目指定なし
TOEFL iBT®テスト 総合100
  • 項目指定なし
  • MyBestスコア可、Home Editionスコア可
ドイツ語力※3 不問
国籍 制限なし
  • スイス国籍学生の本プログラム参加可
派遣人数 5名
  • チューリッヒ大学による別途受入審査あり
※1
修了までに3年を要します。さらに一般コースとはプログラム修了要件が異なるため、別途必修科目の履修が必要です。
※2
参加言語は英語です。母語または第一言語が英語である学生や英語圏国籍取得者であっても、最終学位を取得した教育機関が位置する国の公用語が英語でない場合は、英語力を証明しなければなりません。
※3
チューリッヒ大学はドイツ語圏に位置しています。日常生活に困らない程度のドイツ語力の事前習得を推奨しますが、必須能力ではありません。

母語  ・・・幼少期より使用している言語(複数言語になる場合もあり)
第一言語・・・母語の中で、日常生活において最も上手く使いこなせる言語
※一般的に日本で使用されている「母国語」は出身国の言語を表す

学費と諸費用、他

本プログラム参加者は、同志社大学を修了するまで、全学費を同志社大学に納めていただく必要があります。
留学期間中は特別在籍料(1年間30万円)のみ納入いただきます。※1
チューリッヒ大学修学1年分の授業料は免除されます。
授業料以外の費用[ビザ申請※2、旅費、滞在費、その他費用(保険など)※3]は全額自己負担となります。

現地生活費の目安

1,500~2,000スイスフラン/月

住居

希望者は法学部生専用寮への入寮申請が可能です。
ただし、室数に限りがあるため入寮できない場合もあります。
IUS Alumni House
また、チューリッヒ大学の紹介等で、キャンパス周辺住居を個人手配することも可能です。
受入確定後、Global Experience Office (GSE UZH)が提供する情報を参考にしてください。
Housing Office of UZH

※1 2025年度まで本学奨学金を自動支給
※2 スイス入国前のビザ取得有無はこちらで確認
※3 チューリッヒ大学入学申請料(Application Fee)含む

参加方法

審査時期および提出書類等の詳細は、参加方法ページで確認してください。

チューリッヒ大学による受入審査

同志社大学で行われる適性審査(第1次審査)に合格し推薦学生となったのち、別途チューリッヒ大学で行われる受入審査(第2次審査)を経て最終的に派遣が決定します。

参加実績

2015年度、2016年度、2017年度2018年度、2022年度、2023年度
※facebookで参加学生の留学レポートを公開しています。
チューリッヒ大学周辺風景

大学から望むチューリッヒ湖