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法律学科
これからの企業法務と国際契約法
教授 小倉 隆

専門分野 | 企業法務、国際契約法 |
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研究室 | 光塩館505 |
TEL | (075)251-3556 |
私の研究
私の専門は、企業法務(国際建設契約法および国際ADRを含む)です。
2019年3月まで勤めていた建設会社の法務は、まさに法律のルツボでした。
建設契約法を中心に、民商法、行政法、労働法・安全衛生法、通貨法・為替管理法、競争法、税法、そして仲裁法等、仕事を通じて学びながら、契約書作成や紛争解決に36 年間携わって参りました。
国際民事・商事の紛争解決には、どういうシステムが最適なのか、仲裁、調停、それとも専門家の委員会なのか、いつも考えております。そのうえで、国際取引を始める際の国際契約はどのような案文が良いのか、フィードバックしたいところです。
国際経験を生かし、比較法的なアプローチも使い、授業で学生の皆さんと一緒に考えて参ります。
2019年3月まで勤めていた建設会社の法務は、まさに法律のルツボでした。
建設契約法を中心に、民商法、行政法、労働法・安全衛生法、通貨法・為替管理法、競争法、税法、そして仲裁法等、仕事を通じて学びながら、契約書作成や紛争解決に36 年間携わって参りました。
国際民事・商事の紛争解決には、どういうシステムが最適なのか、仲裁、調停、それとも専門家の委員会なのか、いつも考えております。そのうえで、国際取引を始める際の国際契約はどのような案文が良いのか、フィードバックしたいところです。
国際経験を生かし、比較法的なアプローチも使い、授業で学生の皆さんと一緒に考えて参ります。
講義・演習・小クラスについて
将来、どのような分野を自分の強みとするか、学部3年次以上、大学院生は、それを考える絶好の時期だと思います。
春学期は「模擬国際仲裁(Moot International Arbitration)」、「企業法務エシックス」および「企業法務ベーシック」等を担当させていただきます。
秋学期は、企業法務インターンの発表を行う「リーガル・フィールドワーク」の他、2019年には「国際商事紛争解決の実務と法」を開講しました。2020年から、新たに「交渉・調停論」、「国際契約論」を開講しております。
国際商事紛争解決のため、訴訟、仲裁、調停、および、交渉は、どのように機能しているのか、楽しく学んでいきたいと思います。また、国際商事紛争解決は、どのような人々によって支えられているのか、国際弁護士、国際仲裁人、国際調停人などのプロフェッションの仕事もご紹介致します。
春学期は「模擬国際仲裁(Moot International Arbitration)」、「企業法務エシックス」および「企業法務ベーシック」等を担当させていただきます。
秋学期は、企業法務インターンの発表を行う「リーガル・フィールドワーク」の他、2019年には「国際商事紛争解決の実務と法」を開講しました。2020年から、新たに「交渉・調停論」、「国際契約論」を開講しております。
国際商事紛争解決のため、訴訟、仲裁、調停、および、交渉は、どのように機能しているのか、楽しく学んでいきたいと思います。また、国際商事紛争解決は、どのような人々によって支えられているのか、国際弁護士、国際仲裁人、国際調停人などのプロフェッションの仕事もご紹介致します。
プロフィール
東京で、生まれ、大学(法学部)を出て、建設会社に就職しました。
新入社員の時から海外要員としての教育・訓練を受け、入社6年目でワシントンDCのロースクールに留学することができました。比較法修士を取得し、同地のローファームで研修を受けられたのは良い経験でした。
東京へ帰任し、法務・契約担当として、ナイジェリアからパナマまで、20ヶ国以上、様々な国・地域や都市へ出張致しました。
1990年代にインドネシア・ジャカルタに家族を帯同して3年間過ごしました。インドネシア語は今でも結構しゃべれます。
2002年にニューヨーク州の弁護士資格を取得、2005年からロサンジェルスに子会社のGeneral Counselとして3年間駐在しておりました。この時に、多くの訴訟・仲裁を経験し、また、和解へのプロセスとしての調停(Mediation)の有効性を肌で感じました。
2015年から神戸大学法学研究科にお世話になり、模擬仲裁等を通じて関西の先生方と知り合いました。
特に、2017年から、京都国際調停センター設立準備委員となったことで、同志社大学との御縁が深まりました。同年、ロンドンに本拠を置くCEDR(Centre for Effective Dispute Resolution) の調停人の資格を取得しました。
2019年3月には、神戸大学から法学博士学位をいただきました。
私は、国際社会でもまれることによって、鍛えられてきたと思っております。その経験をもとに、皆さんと共に更に勉強することができれば幸いです。
京都に住んでいる家族は妻のみです。長年、剣道をしておりましたが、今は居合道も学んでいます。最近、初孫が生まれて次女の家がにぎやかになりました。
新入社員の時から海外要員としての教育・訓練を受け、入社6年目でワシントンDCのロースクールに留学することができました。比較法修士を取得し、同地のローファームで研修を受けられたのは良い経験でした。
東京へ帰任し、法務・契約担当として、ナイジェリアからパナマまで、20ヶ国以上、様々な国・地域や都市へ出張致しました。
1990年代にインドネシア・ジャカルタに家族を帯同して3年間過ごしました。インドネシア語は今でも結構しゃべれます。
2002年にニューヨーク州の弁護士資格を取得、2005年からロサンジェルスに子会社のGeneral Counselとして3年間駐在しておりました。この時に、多くの訴訟・仲裁を経験し、また、和解へのプロセスとしての調停(Mediation)の有効性を肌で感じました。
2015年から神戸大学法学研究科にお世話になり、模擬仲裁等を通じて関西の先生方と知り合いました。
特に、2017年から、京都国際調停センター設立準備委員となったことで、同志社大学との御縁が深まりました。同年、ロンドンに本拠を置くCEDR(Centre for Effective Dispute Resolution) の調停人の資格を取得しました。
2019年3月には、神戸大学から法学博士学位をいただきました。
私は、国際社会でもまれることによって、鍛えられてきたと思っております。その経験をもとに、皆さんと共に更に勉強することができれば幸いです。
京都に住んでいる家族は妻のみです。長年、剣道をしておりましたが、今は居合道も学んでいます。最近、初孫が生まれて次女の家がにぎやかになりました。