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政治学科

日米同盟の歴史と課題

教授 村田 晃嗣

専門分野 外交史・安全保障政策論
研究室 光塩館401
TEL (075)251-3553
E-mail kmurata■mail.doshisha.ac.jp
※■は@に置き換えてください。
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教授 村田 晃嗣

私の研究

第二次世界大戦後のアメリカの東アジア政策とその決定過程、日米安全保障関係の歴史と課題などを研究テーマにしています。歴史といっても、まさにliving historyなので、アメリカの情報公開法による資料の開示や日米双方の政策担当者へのインタビューを精力的におこなっています。また、単なる歴史研究にとどまらず、安全保障問題の現状分析や政策提言も意図しており、国際会議への出席や総合雑誌・新聞への寄稿も折にふれておこなっています。

最近は、映画をはじめとする文化と政治の関係に関心をもっています。
詳しくは、専門的なものとしては、私の博士論文を基にした『大統領の挫折―カーター政権の在韓米軍撤退政策』(有斐閣、1998年)、『銀幕の大統領ロナルド・レーガン』(有斐閣、2018年)を、啓蒙的なものとしては、『戦後日本外交史』(共著、有斐閣、1999年)、『レーガンーいかにして「アメリカの偶像」となったか』(中公新書、2011年)、『大統領とハリウッド』(中公新書、2019年)『トランプvs バイデン』(PHP新書、2021年)などを参照して下さい。

講義・演習・小クラスについて

各年次のゼミでは、外交や安全保障を中心に、広く国際政治の諸問題を扱います。東京研修旅行(国会、外務省、防衛省など)、ゼミ・コンパ、ゼミ合宿、他大学生との交流(京大、一橋、早慶など)海外旅行(台湾、韓国、ベトナム、香港、カンボジアなど)などゼミ主催の諸行事にも積極的に参加してください。

学生へのメッセージ

現在への知的関心なしに歴史は学べませんし、歴史の知識や洞察なしに現在を生きることもできません。また、安全保障を考えるには、健全な批判精神と常識が必要です。これらを諸君と共有したいと思います。

ゼミ生からの一言

村田ゼミでは国際政治を様々な視点からハイレベルに学ぶ事が出来ると同時に「オールラウンドな力」を養う事が出来ます。
実際に村田ゼミで国際政治を学ぶ事がオールラウンドな力に結び付くのかどうかピンとこない人もいるかもしれません。各国の政治状況や安全保障の観点など多角的な視点から物事を考察したり、捉えたりする力や論文・文献を調べそれらを上手く抽出する力、プレゼンでの表現力、質問し自身で問題提起する力など、社会で非常に重要となる社会人基礎力を身に付ける事が出来ます。

そして、村田ゼミでは先輩後輩の繋がりがとても強いのです。この数年、コロナ禍で対面での懇親会が出来ない時期でもオンラインでの顔合わせや先生の誕生日イベントなどを通じた繋がりもあり、またOBの方達との就活相談など人脈を広げる機会が数多くあります。
私にとって村田ゼミはかけがえのない存在であり、ゼミ生と取り組んだ時間は財産です。 卒業してもOBとして携わっていきたい。そんなゼミです。
(カークトムセン龍一:2018年度生、楽天に就職)

プロフィール

1964年神戸生まれ。
1987年同志社大学法学部卒業。茶道部中退。1995年神戸大学大学院法学研究科博士課程修了。この間1991~ 95年米国ジョージ・ワシントン大学留学、ホワイトハウス近くに在住(ただし招待されたことはない)。1995年広島大学総合科学部専任講師(アメリカ研究)。1996年読売論壇新人賞・優秀賞受賞。1998年神戸大学博士(政治学)。1999年広島大学総合科学部助教授。アメリカ学会清水博賞・サントリー学芸賞受賞。(2000吉田茂賞受賞)。2000年10月同志社大学助教授、2005年4月同教授。