同志社大学 法学部・法学研究科

法職講座 ~法曹を目指すあなたへ

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法曹へ長い道

法曹への夢を実現するには、まず、司法試験という関門を突破しなければなりません。

かつての司法試験(2010年度まで実施)には受験資格の制限はありませんでしたが、現在の制度では、法科大学院(ロー・スクール、LS)を修了したことが受験資格とされています。したがって、一般的には、法学部を卒業後、法科大学院に進学して2年または3年の課程を修了したうえで、修了した年の5月に、司法試験を受験するというプロセスを辿ることになります(下図★印)。

ちなみに、『司法試験予備試験』を利用することで、法科大学院を経ずに、司法試験に挑戦するという選択肢もあり得ます(下図☆印)。ただし、「法科大学院課程の修了者と同等の学識及びその応用能力並びに法律に関する実務の基礎的素養を有するかどうか」を判定するための試験ですから、非常に難しく、合格率は4%弱です。

司法試験の合格発表は9月に行われます。合格したら年の12月から1年間の「司法修習」に入り、最後に考試(二回試験)に合格すれば、晴れて、法曹の資格が得られます。

法学部卒業→法科大学院(既修者コース)→司法試験合格という、比較的最短のルートでも、大学入学から8年間・・・法曹への道は長いのです。

大学入学からの年数1234567 8
LS進学法学部在学期間既修者コース★→
未修者コース★→
予備試験(予備試験受験・合格)☆→

法学部での4年間をどう過ごすか

こうしてみると、法学部の4年間はLS進学の準備期間にとどまり、司法試験には直結しない単なる通過点にすぎないように思えるかもしれません。しかし、それは違います。
みなさんの多くは、法学部卒業後、『法学既修者(課程2年)』としてLS進学することを想定していると思います。法学既修者、「法科大学院において必要とされる法学の基礎的な学識を有すると認める者」(専門職大学院設置基準25条)は、未修者より1年短い2年課程でLSを修了できますが、残念ながら、法学部を卒業したからといって、当然に法学既修者としての能力を備えているとはいえないのが現実です。

したがって、法曹を志す法学部生にとって、法曹として活躍するためのトレーニングは、法学部に入学した瞬間からすでにスタートしていることを自覚しなければなりません。

法学部では、「法学既習者」としての能力を備えるための履修モデル(法曹)を示すほか、予備試験および法科大学院入試対策として「司法特講」という科目を設けています。また、本学司法研究科の協力を得て、法学部の学習と法科大学院の学習とを一体的・連続的なものとするため、低学年から段階的に受講できる特殊講義「答案作成ゼミナール(Basic・Advanced・Superior)」も置いています。

「法職講座」はあなたの夢を支えます

「法職講座」は、法学部教員や司法研究科教員のほか、同志社出身の法曹、つまり、「後輩を育てたい」という先輩法曹の熱意のもとに運営されている課外講座です。その目的は「同志社人による法曹養成」、講義の受講・自習だけでは得られない体験や情報の提供にあります。

たとえば、昼休みの時間を使ったランチョンセミナーは、法曹という職業の紹介や法科大学院入試・司法試験に関する情報のほか、「勉強の仕方」、「答案の書き方など、法学部での学習に役立つ情報を提供します。昼ごはんを食べながら、気楽に参加することができます。また答案の添削指導会や法廷傍聴などの特別企画も実施しています。

法職講座のイベント情報は、法学部掲示板、法学部ホームページのほか、facebookページでも提供しています。ぜひ、積極的に参加してください。

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