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政治学専攻

博士課程(前期課程)の入学定員は40名、博士課程(後期課程)の入学定員は5名です。修了後は、研究者のほか、ジャーナリスト、民間企業、公務員など多様な進路を目指すことが可能です。

政治学専攻のカリキュラム

「国際関係・地域研究」「政治過程」「政治史・政治思想」の3つの分野について、近年の学問動向を反映した標準的な科目を配置。政治学のどの領域についても、深く専門的に研究することができます。また、博士課程(前期課程)1年次春学期の「政治学基礎」では、政治学に関する基本的な知識や研究論文の要件などについて学習。学部で政治学を専攻した学生はもとより、専攻しなかった学生でも、努力次第で大学院教育に適応できるよう配慮されています。
カリキュラムの詳細は、大学院履修要項に記載があります。

修士(政治学)

目指すべき人材(物)像

政治学専攻は、国際関係・地域研究、政治過程、政治史・政治思想について、基幹科目の履修により、社会の諸問題に対する高度の考察・分析能力と実務能力の養成を目指すことをとおして、高度かつ専門的な知識、豊かな総合力をもって柔軟に対応することができる能力を修得し、研究者のほか公務員、国際公務員、企業の企画・総務部門、ジャーナリスト、NGOスタッフといった専門職などにおいて活躍する人材を育成することを目的とする。

DP(ディプロマポリシー)

下記の資質・能力を備えた学生に修士(政治学)学位を授与します


学力の三要素/領域

知識・技能
  • 政治学について専門性の高い知識を体系的に獲得し、社会における政治学的諸問題を客観的に調査する技能を修得する(知識・技能)。

思考力・判断力・表現力
  • 政治学的な視点から、説得力のある議論を展開できるようになる(思考力・判断力・表現力)。
  • 社会における政治学的諸問題に対応できる柔軟な応用力を修得する(思考力・判断力・表現力)。

主体性・多様性・協働性
  • 文化や思想の多様性を尊重し、他者との協働を通じて、社会における政治学的諸問題の解決に向けて主体的に行動することができるようになる(主体性・多様性・協働性)。

CP(カリキュラムポリシー)

DPでの資質・能力を備えるために、下記のカリキュラムを設けます

カリキュラム総説

  • 政治学に関する高度な専門的知識を修得し、国際化・複雑化が進む現代社会に生じる多様な社会事象や問題を的確に分析し、説得力のある議論ができる能力を身につけた人材を養成するために、国際関係・地域研究、政治過程、政治史・政治思想の3つの分野を柱とした標準的な科目群によって構成されるカリキュラムを設置する。

学力の三要素/領域

知識・技能
  • 社会における政治学的諸問題の理解に必要な基礎知識と調査技能を修得するために、必修科目として「政治学基礎」を設置する(知識・技能)。
  • 「国際関係科目・地域研究科目」については、理論と実践のバランスに配慮しつつ、また、地域的なバランスを可能な限り考慮しながら科目を設置する(知識・技能)。
  • 「政治過程科目」については、現代政治過程の「アクター」と「アリーナ」の2つの次元においてバランスの取れた-科目を設置する(知識・技能)。
  • 「政治史科目・政治思想科目」については、「洋の東西」と「歴史と思想」の2つの軸においてバランスに配慮した科目を設置する(知識・技能)。
  • 上記の標準的な科目群に加え、「文献研究」、「大学院特殊講義」を設置し、学問動向の変化に迅速に対応することのできるカリキュラムとする(知識・技能)。

思考力・判断力・表現力
  • 学生は、それぞれの専門に対応する科目群にウエイトを置きつつも、政治学全体としてのバランスに配慮しつつ選択的に履修をすることにより、社会における政治学的諸問題に対応できる柔軟な応用力を修得する(思考力・判断力・表現力)。
  • 修士論文の執筆過程において指導教員から論文のテーマ・論文作成方法などについて個別的な指導を受ける「論文指導」を通じて、研究者や専門職として活動する際に求められる基本的な能力を修得する(思考力・判断力・表現力)。

主体性・多様性・協働性
  • 修士論文執筆過程では、執筆の現状などを中間報告会で報告する中で、関係する教員から指導を受けることが義務付けられていることから、自分の考えを主体的かつ論理的に表現する力を修得することができる(主体性・多様性・協働性)。

カリキュラムマップ(政治学専攻政治)

修士(比較政治学)

目指すべき人材(物)像

政治学専攻は、国際関係・地域研究、政治過程、政治史・政治思想について、基幹科目の履修により、社会の諸問題に対する高度の考察・分析能力と実務能力の養成を目指すことをとおして、高度かつ専門的な知識、豊かな総合力をもって柔軟に対応することができる能力を修得し、研究者のほか公務員、国際公務員、企業の企画・総務部門、ジャーナリスト、NGOスタッフといった専門職などにおいて活躍する人材を育成することを目的とする。

下記の資質・能力を備えた学生に修士(比較政治学)学位を授与します


学力の三要素/領域

知識・技能
  • 政治学について専門性の高い知識を体系的に獲得し、比較の手法を駆使することにより、地球規模で発生する問題を客観的に調査する技能を修得する(知識・技能)。

思考力・判断力・表現力
  • 政治学的な視点から、説得力のある議論を展開できるようになる(思考力・判断力・表現力)。
  • 地球規模で発生する問題に対して創造的な対応をするために、学術や実務の場で英語を適切に運用できるようになる(思考力・判断力・表現力)。

主体性・多様性・協働性
  • 文化や思想の多様性を尊重し、他者との協働を通じて、地球規模で発生する問題の解決に向けて主体的に行動することができるようになる(主体性・多様性・協働性)


CP(カリキュラムポリシー)

DPでの資質・能力を備えるために、下記のカリキュラムを設けます

カリキュラム総説

  • 政治学に関する高度な専門的知識を修得し、地球規模で発生する問題に対して創造的な対応のできる未来のリーダーとしての能力を身につけた人材を養成するために、英語で授業が行われる日本やアジアの法と政治に関する必修科目、国際関係・地域研究、政治過程、政治史・政治思想の3つの分野を柱とした選択科目などの標準的な科目群によって構成されるカリキュラムを設置する。
  • 学生は、前期課程の2年間のうち、同志社大学と海外提携大学でそれぞれ一定期間修学し、すべての修了要件を満たすことにより、両大学からそれぞれ学位が授与される。

学力の三要素/領域

知識・技能
  • 必修科目については、英語で授業が行われる日本やアジアの法と政治および政治学の方法論に関する科目を設置する(知識・技能)
  • 選択科目については、国際関係・地域研究、政治過程、政治史・政治思想の3つの分野を柱として、バランスの取れた科目を設置する(知識・技能)。

思考力・判断力・表現力
  • 学生は、必修科目の履修をとおして政治学の基礎知識と調査技能を修得したうえで、政治学全体としてのバランスに配慮しつつ選択科目を履修をすることにより、地球規模で発生する問題に対して創造的な対応のできる未来のリーダーとしての能力を修得する(思考力・判断力・表現力)。
  • 修士論文の執筆過程において、指導教員から英語で執筆する論文のテーマ・論文作成方法などについて個別的な指導を受ける「論文指導」を通じて、研究者や専門職として活動する際に求められる基本的な能力を修得する(思考力・判断力・表現力)。

主体性・多様性・協働性
  • 英語での修士論文執筆過程では、執筆の現状などを中間報告会で報告する中で、関係する教員から指導を受けることが義務付けられていることから、自分の考えを主体的かつ論理的に表現する力を修得することができる(主体性・多様性・協働性)。

カリキュラムマップ(政治学専攻比較政治)

博士(政治学)

目指すべき人材(物)像

政治学専攻は、政治学の各分野について、専門的できめ細かな指導を行うことを通じて、研究者あるいは行政・立法機関、企業などにおける実務家として広く学界で活躍する人材の養成を目指す。また、博士学位取得に至るまでの体系的な学修システム(博士学位取得プロセス)を運用するなかで、大学や研究機関において研究活動を行う研究者の育成はもとより、実務家として活動しながらも研究機関に所属する研究者と積極的に連携した研究活動を展開し、その学術的成果を広く社会に還元させることの出来る有為な人材を育成することを目的とする。

DP(ディプロマポリシー)

下記の資質・能力を備えた学生に博士(政治学)学位を授与します


学力の三要素/領域

知識・技能
  • 政治学の各分野において、独立した研究者としての活動の基盤となる、高度かつ専門的な知識を獲得し、政治学的な問題を客観的に調査するために必要な技能を修得する(知識・技能)。

思考力・判断力・表現力
  • 独立した研究者として活動することを可能とする、研究テーマに応じた理論と分析手法を駆使することにより、政治学的な問題に対応できる柔軟な応用力を修得する(思考力・判断力・表現力)。

主体性・多様性・協働性
  • 文化や思想の多様性を尊重し、他者との協働を通じて、対象とする政治学的な問題について、独創性のある分析と提言ができるようになる(主体性・多様性・協働性)。


DPでの資質・能力を備えるために、下記のカリキュラムを設けます

<カリキュラム総説>

CP(カリキュラムポリシー)

  • 政治学の各分野において、高度かつ専門的な知識をもち、独立した研究者としての独創性のある研究を行うことができる研究能力を身につけるためのカリキュラムを定め、博士学位論文執筆のための体系的なシステム(博士学位取得プロセス)を提供する。

学力の三要素/領域

知識・技能
  • 学生は、指導教員の専門的できめ細かな指導を受けることにより、政治学の各分野において、高度かつ専門的な知識をもち、独立した研究者として独創性のある研究を行うことができる研究能力を身につけ、十分な学術的価値を有する博士学位論文を執筆する(知識・技能)。
  • なお、政治学系の研究論文作成のための基礎的なトレーニングをあらかじめ受けていない者は、第1年次に、政治学系の研究論文作成のトレーニングとして「論文演習(政治資料・データ研究)」を履修する(知識・技能)。

思考力・判断力・表現力
  • 第2年次に論文題目審査を受けることにより、研究テーマの学術的価値を適切に表現する力を修得する(思考力・判断力・表現力)。

主体性・多様性・協働性
  • いずれの学生に対しても、修了までの3年の間には、広い学問的視野の涵養が目的とされる中で様々な研究手法を修得する機会が与えられる「総合演習(政治学)」の履修が求められる(主体性・多様性・協働性)。
  • さらに、最終審査委員予定者が同席して実施される中間報告会で報告し指導を受けることが義務付けられている。この過程で、自分の考えを主体的かつ論理的に表現する力を修得する(主体性・多様性・協働性)。